クエン酸とは
クエン酸は、レモンなど柑橘類や梅干しの酸味の主成分で、有機酸の一つ。パイナップル、スモモなどにも含まれています。 糖の代謝を活発にし、疲労物質の乳酸を燃焼させてエネルギーにかえる働きで、疲労回復に役立ちますが、これは理論上そうだということであり、運動後に体を休めたような有意の効果があるというわけではありません。疲労回復というよりも効率的なエネルギー補給に良いかもしれません。 抗酸化作用や血液の浄化による動脈硬化、心筋梗塞、ガンなどの予防、肝機能の改善などもいわれますが、このへんはまだ研究中のようです。 しかし、抗血液凝固の効果は実証されおり、実際に高尿酸血症の治療薬などに利用されています。また、炭酸カルシウムを溶かすことから洗浄剤などにも使われています。 |