ゴマリグナンとは
ゴマリグナンは、ゴマに含まれるリグナン(lignan)で、クメスタンと同じくエストロゲンの作用があります。 リグナンは亜麻仁(赤胡麻)に多く含まれていて、カボチャ種子、ブロッコリー、大豆・豆類、穀物類などにも含まれています。 ゴマリグナンの代表的なものが、セサミノールとセサミンです。 セサミンは抗酸化力が強く、とくに肝臓の活性酸素を除去し、悪酔いや二日酔いを防ぐ効果があるとされ、老化抑制や抗アレルギーの働きも期待されます。また、高血圧にも有効だという報告もあります。 セサミノールも肝機能の活性化に寄与し、血流の改善に関与して悪玉コレステロールを減らす効果があるといわれます。 いずれにしてもゴマリグナンの抗酸化作用についてはほぼ確実なのですが、その他の効能については実証が非常に難しいため、頭から信じ込むのは危険です。研究がさらに進むのを期待したところですね。 |