添加物が多い食べ物
外食でいえば松屋の牛丼は悪くないが、同じ牛丼であっても◯◯屋の牛丼はとてもすすめられないという感じで、同じ加工食品であり、同じ種類であっても、メーカーや個々の製品によって大きな違いがあります。一つの製品は添加物まみれの悪品であっても、別の製品は極力添加物を減らした良品だったりするのですね。ハムやソーセージは通常添加物のかたまりみたいなモノですが、中にはおすすめできる製品もあるということです。
そういうこともあり、原材料表示のチェックをする習慣を身につけた方がよいと思います。
ポイントは「自分にとってこれだけは許せない添加物」を記憶しておくこと。
危険な添加物を絞り込んで、自分の(家族の)状況から選択する。だいたい10種類前後になりますから、その添加物名を憶えられないことはありません。
調理済み食品
市販の弁当
コンビニの弁当には「保存料・合成着色料不使用」と表示してあることが多いです。しかし、この表示を見て「添加物を使っていない」などと錯覚してはいけません。 保存用の添加物は保存料だけではないし、天然系の着色料は使用しています。そして天然着色料のすべてが安全というわけでもないです。 むしろこう読むべきでしょう「保存料と合成着色料は使ってないが、その代わり他の添加物を沢山使っています」 殺菌料やPH調整、調味料や香料、添加物だらけなのです。 とくに気になるのは、漂白剤や発色剤を使っているおかずがあることです。付け合せの漬物や野菜の煮物、ウインナーなどがそうですね。 こうした付け合せに関しては、コンビニだけではなく、普通の弁当屋さんでも同じことで、スーパーなどで購入する弁当もまったく同じです。特に【駅弁】は添加物の使用量が凄いですね。 弁当はコンビニの主力商品ですので、コンビニ各社が全国の店舗で販売している総量は膨大なものになるでしょう。つまりそれだけ食べている人が多いということです。亜硝酸ナトリウムなど問題の多い食品添加物を使用した弁当を、毎日食べている人もいるかも知れません。 |
市販のおにぎり
コンビニなどのおにぎりは、まずコメの段階から添加物が加えられている場合があります。安い古米の方が利益率が良いわけで、それを美味しく感じさせるために「精米改良剤」や「炊飯改良剤」などを使用するのです。 おにぎりの具には、調味料、PH調整、着色料、香料なども使われていますし、タラコ・明太子などには亜硝酸ナトリウムも使用されています。 |
調理済みパスタ
すぐに食べられるパスタは便利ではありますが、これも添加物だらけです。しかもほとんどが一括名で表示されていますので、具体的にどのような物質を添加しているのが分かりません。 明太子、タラコ、ベーコン、ウインナーなどには亜硝酸ナトリウムが使われています。 |
カット野菜サラダ
袋詰にされているキャベツの千切りなどは、手間が省けて便利ですね。しかし、変色を防止するために「次亜塩素酸Na」を使っているのをご存知でしょうか。 次亜塩素酸Naとは漂白剤やカビ取り剤の主成分で、猛毒のひとつです。これを薄めて食品を殺菌すれば、殺菌と同時に変色が防止できますので、スーパーだけではなく外食でも幅広く使われています。 もちろん洗い流せば問題はないのですが、人間のすることには必ずミスが出てきます。残留していないとは言い切れません。 食べる場合は必ずニオイをかいでみるようにしましょう。塩素臭がしたら自分で再び洗うか、食べないことです。 |
食パン・サンドイッチ
パンの製造には100種類前後の添加物が認められていますが、このうち最も問題なのが臭素酸カリウムです。これをいまだに使用しているのが◯◯パンで、非常に柔らかい口当たりが特徴です。 フィリング(具材)に添加物を多用した市販のサンドイッチもおすすめできる食べ物ではありませんけども、それに加えて◯◯パン製の食パンを使っていれば、これはもう「要注意」というところでしょう。 |
ハンバーガー・菓子パン
バンズも具材も添加物だらけです。 菓子パンはソルビン酸や亜硝酸ナトリウムなど避けたい添加物が含まれているケースが多く、ハンバーガーの場合はトランス脂肪酸も気になります。 |
おつまみ
サラミやビーフジャーキーには亜硝酸ナトリウムが、裂きイカや燻製などにはソルビン酸や甘味料のステビアなどが。他にも添加物が盛りだくさんです。できるだけ添加物の種類が少ないものを選んだほうが賢明です。 |
加工食品
インスタントラーメン
カップ麺にしても即席ラーメンにしても、日本人の舌をおかしくしてしまった食品といってもいいでしょう。 中毒性があるとさえ言えそうなクセになる濃い味は、主にグルタミン酸ナトリウムによるものです。その他の添加物もてんこ盛りです。揚げてあるメンは、これに加えて「過酸化脂質」の問題もあります。 ハンバーガーが西の横綱なら、インスタントラーメンは東の横綱ですね。巨大な利益が望める商品であり、同時にメタボを大量発生させている害毒食品としてです。 いまさら食べるなとは言いませんが(現実的ではありませんし)、せめて「体に良くないもの」という自覚を持って食べるようにしましょう。何も考えずに毎日食べ続ければ、健康を損ないます。 |
ハム・ベーコン・ソーセージ
メーカーや製品によって違いますが、タール色素や亜硝酸ナトリウムが使われているものは避けたほうが賢明です。 また、肉加工品全般にいえることですが「植物性たんぱく」「卵たんぱく」と表示されているものは、これらを肉に注入して増量しているということですので、覚えておきましょう。ちなみに植物性タンパクとは脱脂大豆、つまり大豆カスです。危険ではありませんが、これは「水増し」であり、こういうことをする企業はあまり信用できません。 また、餃子とかミートボール等混ぜ肉を使用している製品ですが、現段階では中国で製造された商品を避けたほうがよいでしょう。現地工場の人々のモラルとか安全性に対する意識が変化するまでには、かなりの時間を要すると思います。 |
梅干し・たくあん
保存食として考案された梅干しですので、普通に考えれば添加物など使う必要はない筈ですが、なぜか塩以外の様々な物質が添加されているのが現状です。そのなかでも赤色102号という合成着色料が問題ですね。ほかにも香料やら調味料なども添加されているようです。できるだけ塩だけで漬けた梅干しを選ぶようにしましょう。 たくあんの鮮やかな黄色は合成着色料の黄色4号で染めたものです。 自分はあの色を見ると食欲が失くなるのですが、多くの人はあれが「たくあんの色だ」と思い込んでいるようで、だからこそ業者も黄色4号を使い続ける「負の連鎖」になっています。 また、たくあんに限らず、漬物類には保存料のソルビン酸カリウムが使用されているケースが多く、これも問題の添加物です。 それ以前に、原料であるダイコンや野菜が、非常に不安を感じさせる中国産の塩漬けであることが問題です。 何年前の野菜かも分からず、しかもほとんど検査されていないのです。塩漬けですから検査しても正確な分析もできません。中国の場合、その塩さえも怪しいという疑念が払拭できません。 ほとんど食べ物とは思えないこうした輸入野菜をむりやり美味しそうな漬物にする為に、どうしても数多くの添加物を使うしかないのでしょう。 余計なものを加えておらず野菜の旨味が残る本来の漬物を購入するようにしましょう。 |
お菓子類
チューインガムにしても、駄菓子などにしても、人工甘味料の「スクラロース」「アスパルテーム」「アセスルファムK」を使用しているものは避けたほうが無難です。ガムに使用される「キシリトール」は問題ありません。できればガムはキシリトールだけ使ったものを選んだ方がよいです。 また、不自然なほど白いお菓子(例えば甘納豆)は、漂白剤の次亜硫酸ナトリウムを使用しています。 ポテトチップスなど油を使う菓子は過酸化脂質が気になりますので食べすぎに注意しましょう。抗酸化ビタミンを同時に摂るとこともおすすめします。 お菓子類は全般的に着色料や調味料、増粘多糖類など添加物が多いものですが、一括表示などでどのような物質を添加しているのか分からないケースもよくあります。塩分や糖分も気になりますし、食べる量には気をつけるようにしましょう。 |
ドリンク類
低糖・糖質ゼロなどを謳う飲み物は、砂糖は使っていませんが、その代わりに問題の多い合成甘味料を使用しています。 「スクラロース」「アスパルテーム」「アセスルファムK」などの甘味料は砂糖の何百倍もの甘さがあり、カロリーはなく、しかも安いと良いことずくめなのですが、動物実験で様々な障害が報告されているいわくつきの合成甘味料なのです。スポーツドリンクなどにもこうした甘味料が使われています。 とくにコーラーはこうした合成甘味料の宝庫で、添加物だらけの飲み物と言えましょう。 そもそも、「砂糖は太るから」という理由で嫌気されるのでノンシュガーなどを前面に出している訳ですけども、砂糖の代替に使っている甘味料に「太らない」という根拠はまったくなく、逆に最近では砂糖より太るのではないか、健康を害するのでないか、という疑念も多くなっています。消費者側も、清涼飲料水などを飲んで痩せられるいう幻想は捨てるべきではないでしょうか。 また、栄養ドリンクには保存料の安息香酸ナトリウムが使われているケースが多いようですが、これも避けたほうがよい添加物です。 アルコール類や炭酸飲料には、それ自体に殺菌・保存の力がありますので、普通に考えて添加物など必要ないと思うのですが、それでもやはり添加物を加えるのですね。 日本酒は米だけの純米酒、ワインは亜硫酸塩やソルビン酸カリウムを使用していなものを選びましょう。 |
※どのような食品がどんな添加物を使っていて、安全度や危険度はどの程度なのか?
詳しくお知りになりたい方は下のような本が分かりやすくて参考になります
添加物を使用した食品の詳細が分かる本