ジンゲロール(Gingerol)

  

ジンゲロールとは

ジンゲロールは、ショウガの辛味成分です。
調理することで「ジンゲロン」に変化して刺激が強まり、水分を失うことで(乾燥)、「ショウガオール」に変化。ショウガオールになることで辛味がより強くなります。

ショウガは昔から民間療法でよく使われていて、ジンゲロールと香り成分のシトロネラール、ジンギベレンなどが相まってさまざまな薬効をもたらします。抗菌作用がよく知られるところです。

生の状態(ジンゲロール)で胃腸の機能を改善、加熱・乾燥した後(ジンゲロン、ショウガオール)で、体を温めて発汗を促すことから風邪に効果を発揮するほか、冷え症にもよく、頭痛や吐き気を抑える働きもあります。さらに、関節リウマチやガンなどへの効果も期待されています。