小倉煮(いとこ煮)

  

小倉煮(いとこ煮)

小倉とは「あずき」のことです。
その小豆と一緒に煮込む料理が小倉煮です。

また、小豆を加えた汁物を『いとこ汁』と呼びます。

煮えにくい小豆から先に煮始めて、カボチャや根菜類を「おいおい」「めいめい」加えて行く。
甥と姪にひっかけて【いとこ煮】とも呼んだりシます。

色々な野菜、コンニャクや豆腐などを煮る料理。煮えにくいものから追々に加える。広義にはそうした煮物を「いとこ煮」といいます。

一般的に甘みをきかせた味付けが多いようです。

※いとこ煮は山口県萩市や北陸の郷土料理でもあり、必ずしも小倉を加えたものではありません。

※12月8日、2月8日に作る三菜料理も『従兄弟煮』と言います。
(今はこの風習もみられなくなりましたが)