クチグロ
出かけてみるもんです。
なんと・・・
クチグロ(石鯛)を神様が授けてくれました(涙)
近年大型どころか、シマの消えた奴すらお目にかかれなくなっちまった魚です。ちっこいシマシマの養殖イシダイ(シマダイ)はもう見飽きました。
口が黒いこいつの姿はもう本当に久しぶり(泣
食べて美味しいサイズの2キロ台。
このイシダイくらいにシマの消えかけた頃が最も美味!
おろしてみましょう。
どうやら最高の脂のようですね♪
魚類は皮と身の境に旨味と脂が凝縮します。
皮を引いた方のサク(下)を御覧下さい。
この『てかり』が脂です。
以前河岸で買った石垣ダイを紹介しましたけど、それに劣らず美味そう。
※なぜ皮目が赤縞ではなく白くなっているかについては下記
→銀を付けた魚の皮引き
磯吸い、塩釜、昆布締め、フレンチ、イタリア風、中華風・・・・・
どんな料理にするか迷いますが、片身は当然刺身ですね。
ホンワサを少しずつおろしながら、岩塩を削りながら、刺身です。
どうやら隠しておいた秘蔵酒をおろさなきゃなんない様です。
(石鯛:幼魚の頃七条の黒い縞模様が有るのが特徴。成長するとこの縞模様は消える。春から夏が旬で、磯臭が強い野生的な味は、ファンが多い。強力な引きは石垣鯛と並び磯釣り師の憧れ。しかしなかなか釣れない)