ひき肉の冷凍
挽肉は非常に傷みやすく日持ちしません。
冷蔵庫に入れても翌日にはアウト。
その日で使い切るのが原則です。
その理由は、空気と触れる部分が多いからです。
繊維をスタズタに破壊してありますので、細胞が直に酸化するイメージ。
破壊しているので、水分も駄々漏れ。
なので、お肉の時よりも数倍は水気が多い。
水分と酸化。
これでは保存が難しいのは当たり前。
冷凍しても厳しいですね。
これを冷凍するとすれば、紙みたいにして真空パック。
それを急速冷凍。
いずれにしても家庭の冷蔵庫では無理です。
と、これでは話が終わってしまいます。
ウルサイ事を言わず(つまり品質には目をつぶり)やり方をひと通り。
まず同サイズのバットを2枚。
ポリ袋にミンチを入れ、全体に広げる感じに両手でパンパン。
それをバットの中央におく。
もう一枚のバットを重ね、ぐいっと圧力をかける。
すると空気が抜けてペラペラの紙状になります。
定規や卓上ナイフ、あるいは菜箸を使い「筋」を引きます。
(板チョコみたいな感じの深い線を入れるのです)
これをラップでやってから冷凍用保存袋に入れてもいいでしょう。
※勿論ですが、バット無し、手だけでのばす事もできます
バットに重ね入れる場合は新聞紙などを挟んで冷凍します。
使う時はチョコを折る感じで必要な分だけ取り分けて。
(できるだけ凍ったまま加熱する)
麻婆豆腐などに少し使うときなんか便利ですね。
これで約2週間、炒めて火を入れてあれば1ヶ月程度保存可能でしょう。
・解凍
冷蔵庫内で解凍するか、電子レンジの弱で