生貝の冷凍
貝は生きているうちに処理すれば冷凍保存可能です。
それを刺身で食べられるかどうかは、その貝の身質や厚みで異なります。
一般的に組織が緻密で水分が少ないほど風味が残るのです。
刺身用に開いてある貝を買った場合
・凍ったままの状態なら、そのまま冷凍庫へ
・一度解凍状態になったものは、その日で食べるのが原則
再冷凍は味を極端に落とします。
それでも冷凍する場合は、氷入りの塩水に浸してから水気を取り冷凍。
生の活け貝の場合
1、死んだものは捨て、生きている貝だけをさばく
2、ワタは捨て、ヒモと身だけにする
3、たっぷりの塩で強く揉むように洗う
※汚れや黒ずみ、ヌメリが落ちない時は酢を使う
4、氷入りの塩水にしばらく浸けて締める
5、水気を完全に拭き取り、ラップして冷凍
6、冷凍保存用袋に入れて冷凍庫で保存
※生ガキを冷凍する場合はボイルするか電子レンジで火を入れてから水気を拭き取り、引っ付かないようにして冷凍。
フライ衣をつけて冷凍する場合
通常に衣をつけて冷凍できるが、その前に火を入れたほうが安全
・生食用牡蠣の冷凍は不可(冷凍するなら生食用でも加熱調理に使う)