肉の焼き加減チェック
分厚ヒレ肉のステーキ、鴨肉の炙り焼きなどなど。
お肉を焼くときに、「中まで火が通っているのか」迷うことが。
そんな時はどうやって判断すればいいのでしょうか。
火が入っていれば「透明な肉汁」が出ます。
(半生だと「濁った汁}が出てきます)
串などを刺してみれば分かりますね。
ところがこれでは微妙な焼き具合が分かりません。
「レア」とか「ウェルダン」とかいう奴です。
やはり串を使いますが、竹ではなく金属製の金串。
これを中心まで刺し込み、抜き出して唇の下に当てて温度を確かめる。
ほとんど熱さを感じなければレア
ほんのり温かければミィデアム
熱く感じたらウェルダン
感覚的になってしまいますけども、「ミィデアム・レア」は気持ちよい温かさです。
「人肌の温かさ」
これはローストビーフ中心の適温でもあるのです。
ステーキの場合は、「指先」にて確かめるといいでしょう。
押してみて、「戻りなく深くまで凹む」ようならレア
(肉汁は表面が少し濡れている程度)
ゆるやかに凹み、ゆるやかに戻るのがミィデアム
(赤い肉汁がいっぱい出ている状態)
全然凹まないのはウェルダン
(肉汁が透明)
ほんの少し凹めばミィデアム・レア
(赤い肉汁が表面に浮いている)
つまり、弾力のあるウェルダンは完全に火が入っているサイン。
豚肉などを焼く時にはこれでいいわけです。