バルサミコ酢のコツ
イタリア・モデナの伝統的調味料バルサミコ酢。
寝かせた年数によって違いが出る調味料です。
一般的にモデナ産の伝統バルサミコは入手困難です。
なので、市販品のほとんどは、本来のバルサミコ酢ではありません。
それでも使い方には変わりありませんし、粗悪品というわけでもない。
基本的に、
・熟成が進んだもの(長く寝かせたもの)は肉料理系
・若いものは魚や野菜料理
つまり、ワインで言えば赤と白の違いに似ているわけです。
デザート系、アイスなんかには熟成したものを。
熟成期間が長いものほど値段が高いのですぐに分かります。
使い方の絶対条件としては、『火を入れ過ぎない』です。
仕上げの段階で香りやコクをつけるために使う調味料ですので。
加えたらすぐに火を止めてしまうのがベスト。
魚や野菜料には若いものを仕上げに数滴。
熟成したものはソースに加えてコクを出しますが、やはり最後に。