お疲れ(-.-;爺。
(←いっつもコレですが(^_^;ゞ
↑↑↑これ。
爺と実際に会うことゎネェな。
だって糞ジジィがこんな有様じゃ…怖いじゃん(爆)
茗荷の花
初めて見たよ。
胡蝶蘭ミテェだな。
福島も美味い茗荷の産地!
やっぱ露地物が最高!
で
その彼女。
爺。当然フラれたろ?
だってダッセーし。爺のクドキ方が…
ま-さ-か-とゎ思うが
今の奥様でゎネェよな?
もしも奥方なら
そりゃタマサカ貧乏クジ引くこともあるさ…
げ…(焦)
俺。奥様の味方じゃん!
いや(^-^;
本当ゎ女性の味方です!
魚山人blogバンサーイ!
チルチルミチルの青い鳥自転車が欲しい。←意味不明。
もう無理(┰_┰)
明日からまたがんばります!
Posted by 鯔次郎 at 2011年05月20日 02:16
>爺。当然フラれたろ?
>だってダッセーし。爺のクドキ方が…
うるせぇってんだ!この唐変木のひょっとこ野郎が(`∧´)←本気モード(笑)
食う食わないの話じゃねえんだ。
茗荷にこめた板前の想い、その機微が分からない女に惚れたりはしねぇよ。
・・・今のカミさんではないが゙・・・(~_~;
しかしまぁ、何が『本当ゎ女性の味方です!』なんだかこのタコ兄ちゃんは(笑
寝ぼけてんじゃネエ。
って、半分寝てるねオタクは→ もう無理(┰_┰) (笑
せっかく綺麗な花でもってシメたのに、暑苦しいコメをね、
「どうもありがとう」だ。 (←相当根に持ってるし(怒)
冗談は兎も角、本当に毎回毎回の労力を感謝します。
加えて包丁画像だ。疲れてるだろうにね。
したがってあの包丁は「公開の刑」に処する(^^)
Posted by 魚山人 at 2011年05月20日 06:47
嫌な出来事ばっかりの今日この頃、とても元気にさせてもらいやした。ありがとうございます。当方、今は在スペインですが実家が茗荷谷のおとなりさん、千石でございまして、つい、くちばしっております。失礼しました。あの辺の桜、あいかわらずなのでしょうか?
Posted by 梅 at 2011年05月20日 10:23
梅さんは小石川の方でしたか(^_^)
あの辺はあまり変わらぬ場所ですし、
播磨坂の桜はほぼ昔のままじゃないでしょうかね。
おいらはね、梅さん。
今の世界は矛盾点が破裂寸前まで来てると考えています。
日本だけじゃありませんな。全世界が瀬戸際に立っている。
情報が世界を席巻した結果、人間の「歪み」が露呈してるのです。
あたかも津波が「堤防」を決壊させるがごとし矛盾の大波。
誰も彼も気がついてしまったんですよ。
アメリカを頂点とする「世界のカラクリ」にね。
数年前の金融経済危機はただの序章にすぎないかも知れません。
「見えた」以上ね、全世界の人間は理不尽さに不満が先立ち、もはや真面目に働く意欲が減退する。「なぜだ?!」という気持ちが世界中に広がり誰もが旧来の常識を捨てる。
もうどこの国の誰もが「貧乏くじ」を引く気がなくなる。
しかし「世界の仕組み」は誰がかジョーカーを引かないと成立しない仕組み。
結局「グローバルナントカ」が自分で墓穴を掘っているんですよ。
これから先の10年は、人類が今まで経験した事のない「出来事」が多発するかも知れません。それはおそらく「陣痛」の様なものでしょう。
筆舌に尽くしがたい苦痛の後にしか「新しい命」は産まれないからです。
おいらはね、「それでいい」と思っています。
チリや垢が蓄積してきた半世紀。
このままでは人類は塵に埋もれて圧殺される。
そろそろ「生物としての生き残り本能」が動き出す時期なんでしょう。
あたかも真っ白い花のように、白い色に戻る本能ですよ。
Posted by 魚山人 at 2011年05月20日 15:36
こんばんは、皆さんはこの時間一身入魂で働いてる事と思いますが、こちらは仕事が終わって一息入れる時間です。
冥加・・沢山食べて忘れたいことがいっぱいありますが、そうもいかんでしょうね~笑
鯔さん、ナオはそんな高級な干瓢巻は口に合わないかもしれませんな・・鯔さんが普通に、普通の材料で巻いてくれる干瓢巻が美味しいかと・・(普通がその高級品だったら、ゴメンナサイですが)
味覚は千差万別・・その難しい仕事をしてる皆様は尊敬に値します。
おそらくですが、顔見てある程度分かるのでしょうね・・相手の好みが・・
それはそうと昨日、原発の現場に行ってる後輩が来まして、「原発は危険な状態で安定してます」と言ってましたな。もしもの時は先輩に真っ先に電話しますとも・・オイオイ・・他に電話する人達がいっぱいいるだろうと(笑)・・まぁ体育会系の先輩、後輩なので社交辞令でしょうけど、ありがたい言葉です。
話は戻りますが(泡盛で少し酔ってるかな?)冥加はこちらじゃ、天麩羅やご飯にもしますよ、けっこういけるんですが皆様もどうでしょうか??でも、今年は出ても食べれないようですが><
そういや、沖縄の実家から支援物資?が送られて来ました・・十年物の泡盛やら中身汁、ソーキ汁、ジミーのお菓子、カツオ節(スマガツオかな?)等々・・ありがたいですね、親はいくつになっても子を思うものですね。
政治家の最近の話しっぷりは、ナオの大好きな落語より面白いかも・・落語も聴きに行けなくなったので、暫くは政治家さん達の一席で笑わせていただきましょうか・・
Posted by ナオ at 2011年05月20日 19:40
茗荷の花きれいですね~
初めて見ました。白いんですね。ちょっと意外でした。茗荷をみるとなんか「おばあちゃん」が勝手にうかんできます。よく味噌汁に入っていたような…庭先にはえていた泥がついたものが浮かびます。そんなイメージだったので花をみて驚きでした。
Posted by まっつん at 2011年05月20日 20:11
ナオさん。
「十年物の泡盛」に反応しちまいました(笑)
そういえばこの二ヶ月、美味しい酒を飲んでねぇってね。
沖縄が恋しいが、今は最悪のシーズンに突入したばかり。
秋まで待ちましょうかね(*^_^*)
原発の事はね、
やはり今回も日本人は正面から直視は出来ずに終わる気がしてます。
国を動かす連中は「見えない様にしたい」
国民は「疲れるものは見たくない」
両者の「おもい」がマッチしてるんでしょう。
うわっツラばかりアレコレ。肝心の「足腰」を見直すキウンは無し。
これだけの目にあっても「基礎」を土台から固める気はなさそうです。
「忘れてはいけない肝心な事は記憶できない」
まぁ、そういう結果になりましょう。
首から札でもブラ下げなきゃどうにもならんのでしょうかね。
それはそれとして、緊急に「避難所から開放してあげる」を一刻も早く達成して欲しいです。もう限界でしょうなプライバシーのない集団生活は。
これ以上続くと問題が続発してきます。
脳グサレ同士の「綱引き」で行動をトロくしている場合ではない。
仮設住宅を急げと言いたい。柔軟な方法を駆使してね。
まっつんさん。
綺麗な花ですわ、本当に。
なのに「黒足のボラジ」って男は文句ばっか吐かして花の美しさに言及しねえ。ったく、だからハマの野郎ってなぁどうにもならねえ。何が「ジャン」なんだか。やかましいってんだ (スンマセン引きずって 笑)
味噌汁の具。
何故か茗荷が入った味噌汁は印象に残りますよね^_^
Posted by 魚山人 at 2011年05月20日 23:26
ってやんディっっ、、、、、トンチキ脳のぼんぼり竹輪(`ー´〃)
にゃはははははははははは、、、、、面白ぉ~い~l(≧∇≦)l~
ゾロとサンジの喧嘩みたい。。。。
父ちゃんサ、、
「黒足の鯔ジ」さんと組んで漫才やれば。。。。
アンタ達本当は昔からの友達じゃナィ(怪しぃ・・・
それか前世で仲間だったとか
それにしても「脳グサレ」ちゅ言葉
みんな使ってくれてるネ(*⌒ェ⌒*)
やっぱしちゅか、、、
脳グサレ連合は震災・原発でも足引張っちょる様でする
父ちゃんの言う通り
避難所暮らしの
特に女性はもう限界に近いと思う
歯がゆいよね
やれることは少ないカラ
Posted by マル at 2011年05月21日 00:20
お疲れッス!
今から一生懸命コメ書くから『ボツの刑』ゎ勘弁して!
m(__)mお願いします。
『茗荷』
その深さを掘り下げて記事にしちまう爺のセンス。
相変わらずだ。凄腕。
blog主としてジャネェ。
料理に拘わる者として。だ。
俺が『黒足のボラジ』なら
残念だが爺ゎ『ゾロ』ジャネェ。『赫脚のギョフ』だよマルチャン(笑) ぉ互いツッコミ同士で漫才ゎ成り立たネェし 前世とか昔ながらとかヤメてクレネェかな…
だいたい爺がゾロだと俺『糞ジジィ』って言えなくなっからよ。
(訳ワカラン会話失礼m(__)m。とある漫画の登場人物でしてストレス解消になる漫画なモンですから…)
ナオサン。
『ワサビの葉元を』←こりゃ確かにモリました。普段ゎ御要望がなけりゃやらネェ仕事ッス。けどねナオサン。ナオサンのぉ返事ゎ予想できました。
俺の巻く干瓢巻きゎ3本で
\700です。 『フザケタ高級品』でしょうか?価値観や味覚ゎ千差万別。今や\100寿司が当たり前の時代ですがそれが『素朴食で本来満足出来るはずの日本人の舌』とゎ大きく逸脱していると思いますよ。『手間』がないからです。俺の干瓢巻きゎ手間賃なんぞ度外視。
そりゃモチ親方の器量ですけどね。 ちなみに市場で売られている『味付け干瓢』ゎナオサンきっと喰えネェから。
どんなに手間掛けたシャリを使おうが高級海苔やワサビを使用しようが全てをブチ壊す味付けになっておりますので。
申し訳ありませんが押し売りします。絶対にナオサンの舌を満足させて差し上げますからm(__)m。福島県民の控えめかつ正直さが 痛いほど伝わってきました。
影ながら応援ゎしていますので どうか美味い酒を呑んで下さいね。
それから国会議員のTALK。
笑えるでしょ?俺も同感ですよ。今日ゎ福島の議員が
『事務かたゎ出てけ!』って罵声を浴びせてたが所詮PERFORMANCE(笑)下らなさに笑える。
落語が早く聞ける環境になるまでゎ俺も国会中継見て笑いの糧と致します。
爺。俺にねぎらいの言葉。
めちゃくちゃ嬉しいがヤメてくれ。 俺ゎこのblogが好きで勝手をホザク唐変木だ。
Upされただけで 俺のコメゎ世間に通用すんのか?と 常に不安になってんだ。
オジキの包丁。
改めて『想い』を乗せ
きちんと投稿すっから
写真も添付すっから!
その刑。
少し待っていただけませんか…お願いしますm(__)m。
糞ジジィ様。
Posted by 鯔次郎 at 2011年05月21日 02:11
いや、待てないね。すぐ公開する。
「赫脚のギョフ」 ってのがムカつくから。
(ギョフってキャラは知らんが、どうせ変な怪物に決まってる (笑)
そんな訳でマルちゃん。
せっかくだがツッコミ同士では漫才にならないらしい。
ボラジがそう言ってます。
とか書いてるうちに速攻でメールが来てますな(笑)
面白い(というかムカつく)から、前後含めて全部で三通のメール文、全部公開しますよ、鯔次さん。
マルちゃんの (*⌒ェ⌒*) は良くて、何でおいらの (*^_^*) はダメだってんだこの野郎ヽ(`Д´)ノ
Posted by 魚山人 at 2011年05月21日 06:01
『赫脚のゼフ』ゎ
サンジの親方。
Mail…
好きにしやがれッツーの!
頑固ジジィめ!
逃げも隠れもしネェから俺。
(笑)
あ゛
おはようございます。
な-にが(どうせ怪物)だ!
なんならガープサンと呼びましょうか?
(*⌒ェ⌒*)←マルチャン
(*^_^*)←可愛くネェ。
だいたいな なんでアフガンゲリラがリボン付けてんだよ!
『何故?』←の価値観が既にわからネェッツーの(笑)
さ-て仕込み仕込み!
二日分頑張りま-す。
眠い(;-_-+
行ってきま-ッス!
Posted by 黒足のボラジ at 2011年05月21日 08:00
ぅぃっす、鯔ちゃん。
リボンか・・・言われてみれば確かにそうだ(~_~;
何でも真似すりゃいいってもんじゃないか(笑)
Posted by 海軍中将 ギョサンジ at 2011年05月21日 15:16
いや~鯔さんと、魚山人さんは絶妙ですな・・包丁人にしておくのはもったいない??ナオはこのブログで十分楽しめるかも><
で・・話は大きく跳びますが、当家には、実は、40年物の泡盛が存在します。愛妻との結婚祝いに陶器に入った10年物の泡盛を義理父から二ついただきました・・一つは親父が一人で密かに数年前に飲んでいて、それを見たナオは即もう一つを救出・・なんとか無事に当家に(私は長男ですが、親とは別に住んでます)保管してあります・・でも、実は恐ろしくてあけられないのがホントのところなのですが・・・のめるのでしょうかね??一応冷暗所に保管してありましたが、天使のなんとかで、中身が無かったりして><
40年物の泡盛と、鯔さんの干瓢巻、それと魚山人さんの竹の子の煮物・・これから夏にかけて美味しいアイナメのたたき(相馬の方じゃたたきと言いますが、アジのナメロウのようなもの)ん~~たまりませんの~~
暗い話ばかりじゃせつないので、この場をお借りして楽しい一席を・・・
Posted by ナオ at 2011年05月21日 19:15
もちろん飲めますともナオさん。
おいらも個人秘蔵の戦前モノを飲んだ事がありますよ80年代に。
その後も30~40年物を頂戴した事があります(ショットグラスですが)。
少しばかり色が付いてはおりますものの、ワインと違って蒸留酒です。
中身がパーという事にはなりません。
「古酒は鼻で飲む」です。
楽しみですな。うらやましいこってすよ。
まあ大事になさって下さい。
Posted by 魚山人 at 2011年05月21日 23:27
ミョウガ・忘却の慈悲
★茗荷の面白話
「文京区の茗荷谷に在る茗荷宿に投宿するとミョウガばかり食わされる」
「だから翌朝宿をたつ時に大事なモンを忘れちまう。財布とかね」
ガキの頃から、耳にタコが出来るほどこの手の話を聞いたもんです。
人気落語からの引用でしょうが、その噺の元は仏教のようです。
仏教といっても正式な教えではなく、あくまでも「俗説」
民間伝承の類でしょうかね。
お釈迦様の弟子で十六羅漢の一人「槃特」(周利槃特)って方がいた。この人、弟子の中ではとても愚鈍で頭が悪い。「愚路」ってアダ名も。自分の名前すら覚えらないアホなんで釈迦は仕方なく首から名札を下げさせます。
だが死ぬまで覚えられなかった。
その槃特が亡くなった後、墓に妙な草が生えている。
人々は彼が名前を荷って散々苦労していた事から、この草を、「名」を「荷う」の意で「茗荷」と呼んだ。
そんなアホが釈迦の弟子である訳ないので、この話は完全に作り話でしょうね。
つまり「茗荷を食べると物忘れする」は、架空のお話。
そんな成分はまったく無く、そのような効果もゼロです。
名前の由来に関しては【めが(芽香)】が転じたものというのが有力。一説によると渡来時はショウガとほぼ同時期であり、この時に香りの強いショウガを「兄香(せのか)」と呼び、弱いミョウガを「妹香(めのか)」と命名したとか。その「めのか」が「めが」となり、茗荷に音変化したらしい。
日本全国に自生する日本原産野菜のひとつですが、野生種が発見されない事などから、東アジアの何処かから大陸を経由して渡来したものを非常に古い時代から栽培していたのでしょう。つまり自生してるものも栽培モノがルーツ。
※東京の茗荷谷は江戸期まで茗荷の栽培地だった事からの名
※家紋によく使われるのは武士に好まれた為。命冥加の冥加を茗荷にかけてミョウガを縁起が良いと考えていました
食材としてのミョウガ
ミョウガは『延喜式』や『正倉院文書』などの古い文献にも既に食用にされていた記述があります。大変に古い時代から日本人の食卓を飾っていたのですねえ。
ショウガ、山椒、三つ葉などと同じように独特の香味は「日本古来のハーブ・スパイス」とも言えましょうし、辛味もあるので、ワサビも加えて【薬味】としての利用が多くなります。
ミョウガはショウガ科のショウガ属で多年草ですが、食用としては「花菜類」として分類します。花や蕾、また花茎を食べる野菜です。
ブロッコリー、カリフラワー、アーティチョーク、春蘭、そして食用菊などが花菜類の仲間です。「エディブルフラワー」全般も同類になりますね。
独特の香り成分は針葉樹系の「α-ピネン」という物質で、この香りは少々クセが強く、「静かな香り」を旨とする日本料理に合わせるのは意外と難しい。柚子の香りが一瞬だけ「消えていく揮発香」を発するのと対照的に、「残ってしまう香り」を出すからですしたがって微妙な吸い物などの「口」には少し違和感がある。塩漬けや酢の物にしてキツイ個性を和らげる手もあります。
やはり「つま」や「薬味」がメインになりましょう。
蕎麦とか素麺などの重いツユと良く合います。
ショウガ同様舌を洗う「口直し」にも適してます。
食用にするミョウガは二種類あり、蕾の中の花穂を利用するのが一般的な【花みょうが】で、【ミョウガの子】とも呼びます。普通はこれを指してミョウガと称します。典型的な夏の香味野菜ですが、6~7月に出回る夏茗荷と、8~11月に出る秋茗荷があります。早生・中生・晩生でも区分できましょうね。
一方でミョウガの地下茎から出る若芽を軟化栽培(軟白)したものを【ミョウガタケ】と言い、収穫前に弱く日光を当ててうっすらと薄紅色を出した茎状のもの。形が姫竹(根曲がり竹)などに似てますので「みょうがたけ」なのでしょう。
ミョウガタケは甘酢に漬けてハジカミショウガと同じくあしらいに使ったり、汁の実などに良いです。生食もしやすいので、洋風にも和風にも利用できますね。
花みょうが みょうがたけ
ミョウガ寿司と作り方
ミョウガは辛味と芳香で主に薬味として使用され、天ぷらにする場合もあります。しかし花ミョウガ独特の色と形も活かしたいものです。
姿のまま甘酢漬けにした使い方です。
これは酢に漬けたミョウガを握り寿司にしたものです。
ミョウガ寿司
お寿司というよりも、和食の前菜の一品に使います。すし八寸の一つですね。できるだけ小さく作るのがポイントです。
作り方は甘酢漬けの要領です。
外側の形の良い部分だけ剥がし(芯の部分は薬味に)
軽くあおって(湯通し)
茗荷がまだ熱いうちに、作っておいた冷たい甘酢に漬け込めばよい。
すし飯を少量使い、小さく握って前菜などに。
ミョウガ食うとモノ忘れする
実は冒頭の釈迦の弟子「槃特」の話には続きがあります。
槃特には兄がおり、この兄が仏弟子になる段取りをしました。
しかし数ヶ月経ても弟は教えの一偈も記憶できない不甲斐なさ。
兄は「これはダメだ」と精舎から放り出して還俗させよとうします。
釈迦はそれを止めます。
そして釈迦は槃特に一本の箒を与え「東方に向けて塵や垢を除け」と精舎を掃除させました。槃特はこれを続けて悟りを得ます。
「汚れは人の心も同じ。そう簡単に落とせるものではない」
仏の教えを理解したのですな。
これにより槃特は神通力を取得。阿羅漢果を得ます。
かなりな昔、まだ青二才の頃ですが、
おいらは職場に好きな女の子がおりましてね(←いっつもコレですが、まぁ勘弁してください(~_~;ゞ
ある時その娘が辛い思いをして落ち込んでいるときに、黙って茗荷の寿司を差し出した事があります。
「何ですか、これ?」
「茗荷だけどさ、これ食いなよ」
「どうして?」
「昔から言うんだよ、ミョウガ食うとモノ忘れするってさ」
「・・・・・え~本当に?」
「ああ。嫌なことは早く忘れちまえよ」
ガキ臭ぇ「くどき文句」でもって、
その後の展開がどうなったかはご想像にお任せします。
忘れる事も大切・忘却の慈愛と悟り
人にゃね、憶えておかなきゃいけない事が山のようにある。
人生の教訓とすべき事は忘れてはいけません。
ですけども、「心が悲鳴をあげる」ほどの痛みは忘れた方が良い。
きれいさっぱりとね。
北の海辺の方々も辛過ぎる記憶は引きずらないで欲しい。
槃特が悟ったのは「忘れるのは仏の慈悲」だって事じゃないかな。
いくら浄化しようと人間である以上「黒いシミ」は完全に消せない。
どんなに掃除しても落ちない汚れがあるんですよ。人間の業です。
あやまちをおかさぬ人はいないし、アクシデントを経験せぬ者もいない。だが誰もが仏みたいにその業から解脱できる訳ではない。業によって死ぬまで苦しむ。それが人間です。
無垢な明日を迎えたいのならば、無垢な心に戻るしかないでしょう。
陰りや黒いシミを消し去った真っ白な心です。
「茗荷」
とても深い植物ですね。
ホワイトで消し去ったような真っ白い花を咲かせます。
まるで「早く忘れなさい」と言っているようですなぁ。