こりゃ酒呑みにゎタマンネェや!お疲れ様で-す!爺。
今ね昨日1㎏買ったんすが
完食されそうだったんでこっそり隠しといた鱈の「白子」をタッパに青葱とポン酢ぶち込み八海山の純米原酒なる酒を一杯だけ。ちなみ「越後で候」ゎ甘くて好みでゎねぇんすが
この酒ゎキレがある。岩魚のイクラ。初めて観たよ。勉強になります。
ひとつ!
勉強ついでにさ 小学3年生の♀子鯔3号に「白子って何?」と昨日質問され 夫婦で説明に困ったのよ。俺ゎ「明日 担任の先生に聞いておいで」と言ったんすがカミサンが間髪入れずに「ヤメなさいクソジジィ!」と…ま
担任ゎ23歳のうらわかき乙女だからね(笑)しっかし
その場に2号がいなくてよかったよ…ヤッが居たら間違いなく「キンタマに決まってんぢゃん!」ッツー台詞が…
で
なんて説明すんのがイイんだ?爺?
骨酒。
何年も前に「天然アマゴ」の中指サイズを骨酒にしたっきり ご無沙汰だ。川魚ゎ。
なんか捕っちゃイケナイ いわくつきのアマゴだったけど
最高でした。滋賀の山奥産。
オフクロの実家 福島県のいい加減山ん中でも 岩魚ゎいない。山女ゎ美味いのがウヨウヨしてっけど!が 見える山女ゎ釣れない…
稚魚を山女ゎ放流しているそうで 釣りをする場合ゎチケットを購入し沢に入らなきゃいけないルールだ。これゎ全国的に今や 当たり前のルールなんだろうが
俺がまだ幼い時分ゎ投網で 遊びの延長上だった。山女捕り。
木箱にガラス板付けたモンで川底を覗き モリで カジッカ突いたりもした。
これからゎ人口も減少していく日本。 森を再生させ
豊かな渓流を守り 川を大切にして海を育む姿勢。今まで壊してきた自然界を労る日本人を望む。
天然川魚ゎほぼ幻。
鮭や鱒の類。柳葉魚も。
それに鱈。やはり異常な
海水温により不漁。
皮肉なことに 福島原発付近の川に 鮭が遡上してるらしい話を聞いた。ヤッらの遺伝子に放射能が影響しなきゃいいが…
それこそ「となりのトトロな世界観」
最先端を視野に入れたITや医療事業も必要で その方向性が商売にし安いであろうが これからゎ自然保護も仕事に成るべく政治を期待しますね。農業 漁業
林業。まだまだ自然と人間が共存出来る可能性を持った国土を持つ日本。
過疎化した地域こそが若者が集い仕事を出来るみたいなね。
ま
夢だが。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
あのさ爺。
本文中にある「レイクラウト」
誤字ツッコミゎあえて避けてんが 名詞ゎマズイよな…
「レイクトラウト」だよな。?
直しといて。
Posted by 鯔次郎 at 2012年11月28日 01:42
いや~鯔ちゃんゴメン
確かにレイクラウトってなってるね(~_~;
ありがとう。
だが、これは「誤字」ではなく、「脱字」と言う(笑)
白子の話は困ったもんだなぁ。
年頃の娘だ、本当のことを教えれば食欲が失せるかも。
デリケートだからね、やはり。
だが、嘘を教えちゃいかん。
恥をかくかもしれないし、後で修正が厄介だ。
「事実をファンタジーにして話す」
おいらならそうするがね。
どうせ分かる年齢になれば自然に分かるこった。
そのときに思い出すだろう。「そういえば父はこんな説明してた」
その時(未来)の娘に感情移入する「想像力」
それを働かせれば、事実をファンタジーにするなど容易にできるよ。
Posted by 魚山人 at 2012年11月28日 06:02
お疲れ様です。魚山人様。
ヨダレが…
素敵な記事をありがとうございます。
骨酒。一度だけですが、彼女さんのお誕生日の日に少しお高い和食屋さんにて山女の骨酒を頂きました。
岩魚。名前は知ってましたが、恥ずかしながら、食した事がありません。当然、扱った事も。
イクラもそうですが、なんとまぁ、知らない事が多い事。
勉強致しますm(__)m
そしてこれまた紹介の書き方が美味そうにお書きになるもんだから、無性に呑みたくなります。笑
この間、鰍の卵の醤油漬けを拵えたんですが、適度に弾力あってなかなかなものでした。酒というのは、本当に柔らかくしてくれますね。
家でやったので、彼女さんと美味しく頂きました。(鰍は鍋で、お酒もお燗をつけました笑)
和が好きな私です。
本日も寒いので家で一人お燗をつけて幸せな晩酌を考えております。
ツマミ(晩御飯?)には2日前に拵えた卵黄の味噌漬けと卯の花を頂こうかなっ。なんて夢想しております。
やはり能天気な私はなんだかアレだなぁ。
色々考えねばならん事があるというのに……
長駄文失礼致しましたm(__)m
いやもうホント、こんなコメで失礼致しましたm(__)m
Posted by 鰻乃慎 at 2012年11月28日 23:26
「想像力」
「ファンタジー」か…。
ちょいと今 やってみんべか。
「3号チャンにゎママのぉ腹にいる時からママやパパゎいっぱいいっぱい 愛情をかけてきた。ぉ兄チャン達にもおんなじようにしてきたよ。でもね!ぉ魚サンゎ赤チャンを産まないよね?
卵を産んで 卵からぉ魚の赤チャンゎ産まれてくるよね? ぉ魚のママやパパも自分の赤チャンにゎ元気な子になってもらいたいって思ってるんだ。でもね
ぉ魚サンゎ赤チャンの顔を見ることが出来ないの。だからぉ魚ママゎ卵に そしてぉ魚パパゎ白子に「元気な子に育ってね!」ってメッセージを込めてあるの。
3号チャンもママ一人でゎ産まれて来なかったの。
ママとパパがいたから産まれてきたの。そんな大切で愛情たっぷりだから栄養もあるし 美味しいのかもしれないね! 感謝して食べないとね!」
ま
音楽で言うなら 即興ッツーのか…。
あのよ爺。
まさか爺の口から「ファンタジー」?(笑)似合わネェ-な-!しっかし。
「想像力」?
爺のこの返事コメ読んで正直最初に想像したのゎ その
なんだ。
子供達の話題になっと
「目尻 眉尻」のタレ下がったその爺のツラ?(笑)
アフガンゲリラが聞いて呆れるッツーの!
た-しかに「脱字」ダヨ。
(-.-;)クソッ!
そんな魚山人サンが
どうしても好きでね。
とある欧州の永世中立国なる国の女ゎ合理的過ぎてイケネェ。
日本が俺 好きな理由ゎ
こんな活字世界観の中でも「日本人」を味わえるからかもな。
貴重なイワナみたいな存在になりつつある日本人。
あ゛♪
そうそう
爺んとこ パソから閲覧したら イワナとかヤマメって あとこの卵って買えるんすか?
先の即興。
よく考えたら2号の いる前でゎ絶対に言えネェ…ヤッゎ天才。いや…天災。
きっと「キンタマって スッゲー!!!!」だ…。
で
1号にブン殴られて泣く。
子育て。やれやれ。だ。
お疲れ様でした。
爺 あんがと。
Posted by 鯔次郎 at 2012年11月29日 00:50
骨酒の器をとても可愛く想い、コメントさせて戴きます。
鯔次郎様は湖北奥山の渓流魚に、舌鼓をお打ちになられたのではないかと御察し申し上げます。
滋賀県は、天然岩魚の西限と聞きます。自宅から程近い事も在り、以前漁協放流も全く入っていない湖西の渓に竿を入れてみました。
押しの強い深瀬で8寸岩魚を得ました。
釣堀の対象とは違う、マジリッケ無しの、この渓の在所の岩魚の姿に感動しました。 その直ぐ下の瀬で三寸足らずの赤い斑点も可愛いアマゴが掛かったのですが、無残にも釣り針が口から目玉に抜けてしまい惨たらしい姿と相成りました。
翌日渓での悪事の祟りか、細菌感染か何かで左目が腫上り怖い思いをしました。
ご覧になる皆様はお笑いになるかも知れませんが、以来趣味や楽しみで相手の命を狙う遊びは如何なものかと思う様になりました。
興醒めのコメ申し訳ありませんが、そんな思いをしたヤツも居るとご参考まで。
Posted by 中松新平 at 2012年11月29日 04:22
父ちゃん、、、ホデ、、ボラ父ちゃん
白子って何? ▽=・(エ)・=▽くぅ~ン
にゃんちゃって、、、
わはははははは の わんわんわんっっ。。⌒(エ)⌒。。。。
黄色いイクラ、、、綺麗な色ねー
でも、、、食べたくなぁ い。。。 あははは
コレってホントは父ちゃんが染めて作ったんじゃない?
宝飾ぽっくてさ
盛りつけとかの飾りには良さそう
ダケド 食欲をそそる色かどうかはチト疑問におもいまする。。。
因
ボラジあんちゃんの子どもたちって、、、、
とっても幸せだと ワシそう感じる≡(エ)≡
Posted by マル子 at 2012年11月29日 04:57
鰻乃慎さん。
「鰍の卵の醤油漬け」
そいつはまた、粋なもんをこしらえましたね。
さぞや良い酒肴になったことでしょう。
鯔さん。
「ファンタジー」とか「想像力」
真実と事実はね、別のもんです。
子供に事実を伝える必要はない。
だが真実は親として伝えるべきだと思う。
内容はどうだっていい。
親が真剣に語ってくれた記憶の方が大事なんです。
中松さん。
お話を読んで次のようなことを思い出しました。
若い時に「西村寿行」の”犬笛”という小説を読みました。
「この作家は、犬や動物を心から愛している人だ」と思ったものです。
その西村寿行がね、大藪春彦とケンカになったといいます。
大藪春彦は有名な狩猟家でもあるガンマン。
獰猛な野牛を1日に何十頭も射殺した経験もある。
西村寿行も元々は猟師に近いほどの狩猟家。
だが、動物の殺戮に疑問を抱いて銃を捨てた過去を持つ。
どちらの作家も、作風は「反権力」
だが、人間の描き方に大きな違いがあったように思います。
マルちゃん。
だんだんと、人間から犬に近づいているようですな。
このままだと本物の犬になり、ここにコメも書けなくなるのか(泣)
確かにね。
人に食欲を起こさせる色は、「血液」に近い色です。
その次が「植物の緑色」、次が「海と空の色」
黄色はその反対だね。まさに「見る色」かも知れない。
Poted by 魚山人 at 2012年11月29日 06:20
中松様
ありがとうございます。
3寸のアマゴ。…1寸のクチボソをルアーで引っ掛けた経験ありますよ私。
ま
魚山人サンの返事コメが全てかと。
お気に掛けて頂き 感謝です。
そんな素敵かつ羨ましいような環境が ご近所に…
私なら子供達を野放しに
して学習させます。命の尊さを。
価値観ゎ千差万別なモンですね!
Posted by 鯔次郎 at 2012年11月30日 01:57
はじめてコメントいたします。
こちらにはマイ包丁を選んでいる時に辿り着いて以来、
ずっと愛読させていただいております。
自分が住んでいる所は東京とはいっても、季節によっては蛍も舞い、垂れた稲穂から案山子が覗くような田舎ですが、ガキの時分はちょっと遠出しただけでイワナやヤマメが釣れたと記憶しております。
しかし、ゲームフィッシングとして渓流釣りが広まるとともに、関東山間部のイワナの生態系も変化しておりまして、釣りキチの友人とも
友「釣れる場所知ってるけど、絶対教えない」
自「いいから連れてけ」
なんて会話をしております。
イワナが幻の魚となってしまった原因として、生息している環境や心ない釣り師の乱獲はもちろん、コメント欄で中松様が少し触れられているように、無闇な地元漁協の放流もあげられます。利益追求(遊漁券の販売優先)のため、養殖しやすいヤマメ(または外来種)を本来イワナが棲む沢に放流すると、生存競争に強い(イワナより泳ぐのが上手なので急流でも餌の捕獲がしやすい)ヤマメの沢になるか、もしくはイワナと交雑し雑種(F1)になります。魚山人様がおっしゃる同じ河川でも模様の違うイワナや、自分がガキの時分に釣ったものは、こうして交雑をくり返したF1やF2世代なのかもしれません。
かくして天然のイワナは、漁協の放流するトラックも釣り人も入ってこれないような渓流の奥の奥にしか棲めなくなり幻の魚となる。釣り師は幻の天然イワナを求めて...なんて具合でしょうか。
野メダカ(クロメダカ)のような運命を辿らないよう願うばかりです。
冒頭でふれられておりますが、イワナの産卵期は秋から冬です。雪に囲まれ餌がなくなる前に、警戒心も忘れて虫だけでなく蛙や蛇も食べ、ふ化した稚魚は餌の少ない源流域で成長していきます。種を残すため自分たちで選んだ場所とはいえ、海に下る仲間と同様かそれ以上に、とても不思議で過酷な一生に思えます。
かつてダリ(だったかな)は、
「美とは過食性のものである」
と言っています。
幼児が綺麗なビー玉を口に入れたり、大人が美しい握りを食したりなどもそんな感覚なのでしょうか。でも、イワナなどの渓流魚の卵が美しくても、みなさんがおっしゃるように食欲がわかないのも不思議です。餌の少ない環境で子孫を残す彼らの「食べらないように」という自己防衛だと考えると、イワナの骨酒飲む時のいい肴になりそうです。釣りキチの友人は
「食べ慣れてないだけだろ」
なんでいいながら喜んで食べるでしょうが。
はじめてコメントしたので長ったらしい駄文になってしまい申し訳ありません。コメント欄を楽しみにしている皆様のご迷惑となりますので、非公開でお願いします。
これからも応援しております。
暮れに向けてご多忙とは存じますが、
益々冷えてまいります折、ご自愛ください。
Posted by スチャラカ社員 at 2012年11月30日 13:38
スチャラカさん、どうもありがとうございます。
「非公開に」とのことですが、読んだ限りではどこにも個人情報的な語句は見当たらず、強いて非公開にという理由もないようです。
なので申し訳ないが、公開させて頂きます。
(不都合であればご連絡下さい)
なぜなら、「人の為になる内容」だからですよ。
ここに訪問された方も、同じように感じると思います。
ヤマメとイワナは産卵期や産卵場が少々異なるにも関わらず、何故交雑種が増えるのかいささか疑問を持ってました。
おそらく、河川改修などによる「追い込まれ」が原因だろうなと、漠然と思っていたくらいです。
なるほど、そういう事もあったわけですね。納得です。
あの交雑個体を何度か見たことがありますが、「サバの模様とそっくり」なのに驚きと不思議さを感じたものです。海の魚と川の魚で縁は無いはずですからね。
現在、サバにマグロを産ませるという試験がなされているようですが、何故か多くの魚がサバを「基準」にしている感じがします。(まあ、この2者は同じ科ですが)
あのイワナというかヤマメというか、「その模様」をみての感想は、「あだ花模様だなぁ」。でした。
Posted by 魚山人 at 2012年11月30日 15:40
魚山人様。鯔次郎様ご返信ありがとうございます。
その前に「白子の生い立ちの微妙なお話」でしたよね。
私が高三で、妹が高一の時でした。
父が妹に「しずく~しずく~~」小さな声で呼びかけ、何事であろうか思うや父曰く!
お前はワシのシズクの所産だと開陳し、妹は笑い転げる、お兄ちゃんは想像不足で?お母さんはゲンナリ。と言った微妙で大切な教育でした。
丸子様のお目に触れなければイイナと希望しています。
Posted by sin at 2012年12月01日 05:02
魚山人様
コメント公開していただいただけでなく、返信のコメントまでいただきありがとうございます。
ちょっと気になって調べてみたのですが、ご指摘の通りイワナとヤマメの交雑種は、その模様からカワサバと呼ばれているようです。淡水に棲むイワナとヤマメの交雑種であるカワサバが、海水に棲むサバとその模様が似ていたり、多くの魚がサバを基準にしていると感じているとのお話、とても興味深いです。
NHKジュニアサイエンスのHPに「魚たちの上陸作戦」なるカテゴリがありまして、
「何億年か前に海にしか棲んでいなかった魚が川を目指し、塩分を克服するのにエラが発達し、胸びれや腹びれを手に入れ、鉄や亜鉛などの貯蔵庫として背骨が発達した後、また海に戻っていった。今海にいる魚たちはみな川で進化した魚の子孫といえる」
「川で進化した魚の中に肺呼吸するもの(肺魚)や、ひれが足に進化した(オオサンショウウオに似てる)ものが陸上に出、内臓を守るための肋骨を手に入れて重力の壁を乗り越えたのが、人間の祖先です。」
なんて記述もあったので、もしかしたらサバ科の魚たちは、魚たちの進化の過程で、とても重要な役割を果したのかもしれません。
生物が進化していく中で、そのままそこに留まるものや必要にせまられて交雑し、突然変異で新しいツールを手に入れるもの、絶滅していくもの…。そんな沢山の枝分かれが今の地球上の多様な生物体系のようです。人間も古代人から現代人に進化する過程で様々なツールを手に入れました。これからの日本人も、その置かれているシステムから新しいテクノロジーを追求し、食の交雑をし、利益を追求しながら、進化(進歩?)していくのでしょう。
自分はHNのとおりスチャラカ社員ですので、最新のテクノロジーや利益(貨幣)にはあまり縁がありません。おかげで縁あったカミさんに頭もあがりませんが。しかも友人や坊主2人とバカばかりやってカミさんに怒られてると思ったら、突然、猫の額ほどの庭や市民農園で固定種の野菜を育てはじめたりして今度は呆れられたり。
趣味の釣りでの魚の交雑、もう一つの趣味の家庭菜園でF1野菜(交雑種)と固定種野菜の関係に、何か似たものがあると思い今回コメントさせていただきました。
現在主に流通しているF1野菜も子孫を残せない一代雑種で、多くの農家の方々は毎年F1野菜の苗とその品種に合わせた肥料・農薬をやり、大量消費を支えていることを知り、その背後(農家の方々のことではありません)に自分に縁のないものが見え隠れしていそうなので、微力ながら固定種の野菜を育て始めたのですが、仕事も趣味も未だにスチャラカしてます。
(子孫は残せないのではなく、F1野菜の種を植えると、先祖がえりしたりして同じものができないので、流通に乗せられないが本当でしょうか。)
交雑したカワサバのあだ花模様も、F1野菜の子孫と同様に先祖がえりしたのかもしれません。
天然のイワナを求めて渓流深くはいって行く釣り師も、いきなり固定種野菜をそだてはじめた自分も、先祖がえりする方かもしれません。これからも進化していきそうなカミさんと、先祖がえりしそうな自分の間に生まれた二人の坊主は、ニンテンドーDS?とかいう最新のゲームをやりながら、宿題やお小遣いの額にヤキモキしながら、たまにスチャラカ親父といっしょに釣りをしながら、庭で採れた昔ながらの固定種野菜を食べながら、今日も元気にはしゃいでいます。
また長くなってしまいました。ちょっと気になるので自分の背中にあだ花模様があるか確認してきます。
Posted by スチャラカ社員 at 2012年12月01日 13:23
黄金いくら食べたことありません~!かなり美味そうです~!!色もとても美しい~!!
Posted by macinu at 2013年05月01日 13:25
イワナ
岩魚(いわな)の旬は夏ですが、産卵するのは10~1月の冬場になります。まあ旬と言いましても、それは天然魚の話ですが、卵に関しては養殖のイワナも産卵は冬場であり同じです。
天然のイワナは、「アユが上れぬ上流にヤマメが棲み、ヤマメも上がれぬ上流にイワナが棲む」と言われるほど渓谷の深い山奥の清流にいる淡水魚であり、渓流釣り師にとってはイトウと同じように幻に近い憧れの魚ではないでしょうか。
イワナはサケ科に属する魚で、アメマス(えぞいわな)、ニッコウイワナ、ヤマトイワナ、ゴギ、キリクチなどの亜種を含めて岩魚と呼んでいます。アメマス(雨鱒)の場合、海に降下せず、河川に留まるものをイワナと呼び、降海するものはマス扱いしているようです。
北海道にだけ生息するイワナ「オショロコマ」とか、外来種のカワマス、レイクトラウト、さらにヤマメとの交雑種など、種類は多く、さらにややこしいのが、地域によって体色が変化することです。異化しやすい魚なのでしょう。
元々サケ・マスの仲間は、環境に合わせて生態や姿を変える適応力が他の動物と比べて驚くほど早いのが特徴なんですけどね。考えてみればサケの生態は謎だらけですよ。川に戻ると顔まで変わちゃうんですから。
イワナの特徴はその体色です。
英名で【ホワイトスポット・チャー[Charr]】となっているように、白い疎らな斑点がこの魚を判別するポイントです。
大まかに言って、本州の中部から北に生息するイワナは白い斑点が特徴で、西日本のイワナは斑点が朱色または橙色になるという認識を我々和食の料理人は持っています。
白いのがアメマス・ゴギ系で、朱いのがヤマトイワナとかオショロコマになりましょうが、何しろ同じ河川に棲みながら模様の違うイワナがいたりしますので、これはもう魚類学者さんとか渓流釣のプロに任せるしかありません。
イワナの郷土料理は、栃木県鬼怒川上流地域で5月の節句に食べる【よっこ餅】があり、これは岩魚と餅を煮込んだ料理です。長野県の塩尻には【岩魚の姿鮨】もあります。
イワナの卵、【黄金イクラ】
まるでクチナシで染めたか、色粉を使ったような鮮やかな黄色。
ですが、そうではなく本来のイワナの卵の色です。
「テレビで紹介された」とか書いてありますので、おそらくご存知の方が多いのかも知れませんが、まぁ珍しい食材ではあるでしょう。
先ほど書いたようにイワナの産卵期は冬で、正確には10月あたりから1月くらいまで。
つまり、今がその時期ってことです。
これを美味しく食べるコツは、酒をたっぷり使って塩抜きすることです。
(もちろんイクラ同様そのまま食べてもOK)
そうすれば柔らかになり口当たりもソフトに。
味を付けたい場合は白醤油と味醂・酒で調整。
しかし、おすすめはそのまま塩味だけで食べること。
イクラと同じですね。
イクラよりも多少ゴワゴワ感を感じる場合は酒洗のみで。
イクラと同じように使えますが、独特の黄金色を活かした料理がよい。料理盛り付けの5色の一つですし、洋食のオードブルや和食の前菜に使えば、彩りとして華やかになりましょう。
イワナの骨酒
骨酒は海の魚などでもできますが、代表的なのは鮎と岩魚。
とくにイワナがその代名詞でしょう。
焼いた魚を器に入れ、熱い燗酒を注ぎ、馥郁たる香味を楽しむ。少し塩味が移った魚の匂いと、日本酒の甘辛が加わってなんとも・・
それ専用の器も骨酒と呼びますが、これが岩魚を型どったものであることからも、骨酒の代表は岩魚であると言えます。
骨酒は酒に移る香味を味わうものですから、干したイワナが良いとされます。干物にすると、魚臭が抜けて旨味が凝縮し、香りにも生臭みが残らないからですね。また、焼いた後の「身持ちが良い」のも干物ならでは。もし生を焼いたものに燗酒を注げば、身が崩れたり、皮の焦げが剥がれたりして、酒は濁りまくり。
まぁ、生の魚でもできることは出来ますが、塩をしてすこし置くとか(干すのが理想)、焼き方を調整して「乾かすように焼く」ことでしょうね。
酒を一頻り飲み終えたら、酒が染み込んだ焼き岩魚を・・・
※正確に言いますと「骨酒(こつざけ)」といいますのは身を除いた骨だけを炙り、それに酒を注いだものです。主な魚は鯛など。