餅とお汁粉
正月にお供えした丸い鏡餅。
1月11日の鏡開きで家族の円満を願って頂きましょう。
→鏡餅
カチカチになった餅を割ります。
こうして叩き割ることを「開く」と呼びます。
なので、刃物を使ってはいけません。
金槌などで割るようにしましょう。
お汁粉の作り方(田舎汁粉・ぜんざい)
●小豆を用意し洗って吸水させます(6時間くらい水に)
●湯をたっぷり沸かし小豆を入れ煮立ったら茹で汁を捨てます
(これを2回繰り返す)
●小豆の3倍の水を沸かし、煮ていきます
(アクが出たら掬いとる)
(吹きそうになれば水を差す)
●指でつまんで潰れるくらいになれば砂糖を入れます
(砂糖の量は小豆と同量か少なめ)
●砂糖は少しずつ5回くらいに分けて加える
●煮汁が少しとろりとしたらOK。餅を加える
●餅はサイズを合わせておき、両面を焼いておく
●煮汁に入れ、餅が温まる程度になれば椀に盛る
塩昆布などを上にのせると甘さが際立ちます。
ぜんざい(浸汁ごと煮るやり方)
1)前の晩、さっと洗った小豆を3~4倍の水に浸けておく
2)小豆をつけ汁ごと鍋に入れて煮立てる
3)すぐに弱火にし湯を足しながら静かに2~3時間煮る
4)柔らかくなったら砂糖を数回に分けて加える
5)塩をひとつまみ加えてさらに15分ほど煮て火を止める
6)自然に冷ます
7)食べる前に温めて器によそい、焼き餅を加える
汁粉
1)ぜんざいの3)をザルで漉し、汁を別にしておく
2)小豆は裏漉しにかける
3)分けた汁を細かいフルイ(又はザルにキッチンペーパー)で漉す
4)漉した煮汁を生餡(小豆の裏漉し)に混ぜる
5)鍋で加熱し砂糖と塩を加える
6)砂糖・塩が溶ける程度に煮て火を止める
7)ぜんざい同様食べる前に温め、器によそってから焼き餅を
※餅は切り餅を使うことが多いが、それに限らず何でも使えます
※つぶしあんで田舎汁粉、つぶあんで善哉(一般的に両者を明確に分けていません)
※汁粉のみ作る場合、白玉粉を使うことが多い
※乾燥が進んでいれば『かき餅』にしてもいいでしょう。
砕片にして油で揚げるだけです。
塩・醤油・砂糖、お好きな味で食べるといいですね。
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