お月見料理
すすきを飾って月見団子。
旧暦8月15日(9月頃の満月。暦で変化)を『中秋の名月』といいまして、
十五夜とも言い、御酒を供えて月を眺めます。いわゆるお月見。
(旧暦9月13日の「十三夜」もあります)
団子だけではなく、栗や枝豆、里芋を供えるお月見料理もありますよ。
すすきや秋草を添えます。
月見だんご
●上新粉と砂糖をぬるま湯でこねます
(砂糖は粉100グラムに対し10グラム程度で)
耳たぶくらいの柔らかさにまるでこねる
●荒くちぎって15分位蒸し、火を入れる
(くっ付けないように置いて蒸す)
●ボールに移し、すりこ木でつく
(粘りが出るまで)
●適度な大きさに(均等に)ちぎり分ける
●手で丸める
器に盛り付けます(山形に重ね盛り)
醤油、砂糖、きな粉、あんなどで食べる。
※金箔を振りかけると豪華になります
※十五夜には15個、十三夜には13個の団子を盛ります
里芋のきぬかつぎ
地方によっては十五夜を芋名月と呼び、里芋を供えることもあります。
半分だけつるりと剥いたサトイモ『きぬかつぎ』が見た目にも楽しいです。
●里芋は丸いものを選びよく洗う
●包丁で中央に切り込みを入れ、イモを一周回す
●串が抵抗なく刺さる柔さに蒸し上げる(15分程度)
●熱いうちに布巾で持ち、上半分をくるりと回す
上の部分だけつるりと皮が剥けます
●塩を振って器に盛る
これは馬鈴薯を半分剥いたもの