親子丼
鶏肉を、その子である卵でとじるから『親子丼』です。
つまり鶏肉以外の卵とじは『他人丼』という事になります。
親子丼の作り方
1、鶏肉を用意します
胸肉でも、もも肉でもお好きな方でかまいません
ここではオールマイティな「鶏もも肉開き」を使用します
皮と身の間にある脂の塊などを取り除く
皮を全部取ってしまっても結構です
肉の中心までしっかり火が入るように「そぎ切り」にします
大きさは一口サイズ
※味が浸透しやすく、食中毒防止にもなります
しょう油を数滴かけて全体になじませる
※これを『しょう油洗い』と呼び、他の料理の下ごしらでも多用します
(茶碗蒸しなどでも有効)
醤油の塩分で水分を排出すると同時に下味を付け臭消しにも
2、タマネギを切っておきます
※野菜に関してはカツ丼の作り方と同じです
→カツ丼の作り方
・三つ葉の下ごしらえ
根の方の泥などを洗い流して寸切りに
※葉を切らないように
(葉をカットすれば三葉の特徴が消える)
さっと冷水でさらし洗い、ザルにあげて水気を切っておく
※保存する場合は水気を切った状態でラップ
だが乾燥にも弱く日持ちするものではないので、味噌汁や和え物で早めに使い切ること
(大葉なども同様、葉ものは水腐れしやすい)
3、タマネギと鶏肉を入れて割下(調味液)をはる
割下はカツ丼よりも少し濃い目に作る
鶏肉にしっかり火を通す事
4、カツ丼と同じようにして卵液をかける
フタをする時間で卵液を好みの固さに
(卵液は予熱で固まるので少し早めにするのがポイント)
※もっと卵をふわっとさせたいときは
ひとつまみの砂糖か重曹を加えて卵を半混ぜにする。
三つ葉ではなくノリをちぎって(もみ海苔)をのせてもよい
(両方でもいい)
卵の火入れはこのくらいで
関連ページ
親子丼の作り方【動画】
※玉締めは揚げ物との相性が大変良い
とくに天衣との相性がよく味が浸透して美味い
下はかき揚げを卵でとじた物
味が浸透しやすいので、濃い味にならぬ様に加減
(醤油・砂糖をおさえる)