混ぜご飯とは
ご飯に色々な食材を混ぜ込めば「混ぜご飯」です。
ようするに混ぜご飯とは、すし飯を使わず白飯を使う「ちらし」です。
そこに決まりごとみたいなものは無く、変幻自在の料理と言えましょう。
今風に言えば「なんでもアリ」です。
ただし「汁」が加わると丼物になります。
奄美の鶏飯や沖縄のジューシーとかセーファンなどは、茶漬け(湯漬け)なのか雑炊なのか炊き込みなのか面白いところです。
美味しい混ぜご飯のコツは具もさることながら「ご飯の炊き方」です。
「美味しいご飯」で決まると言っていいでしょう。
今では炊飯器の性能向上で苦もなくご飯が炊けますが、香り高い「美味しいご飯」のポイントは蒸らし時間と焦げ目です。
スイッチが上がったら、もう一度加熱して焦げを。
そのあと10~15分は蒸らす。
可能なら木製の飯台に移す。
ご飯に散らす具は無限で、お好み次第です。
秋の恵みを使った上品な「吹き寄せ」から、シーチキンや昨日の夕食で残った煮物といったお手軽なものまで多彩。
上手に作るにはバランスが大切。
「植物性と動物性」
彩り。
配色は赤、緑に黄と黒で。
あくまでもご飯が主役です。
具の切り方は、邪魔にならないけど持ち味を失くさない細切りがベスト。
また、具がそれぞれしっかり下処理できているかどうかで味が決まります。
単純なだけに作る人のセンスがはっきり出る料理です。
まずは作ってみましょう。