茶めし

  

茶飯

茶めしと桜飯はよく似ていますが、こちらは文字通り「お茶」を使うもの。醤油で色を出す桜飯と同じ意味で呼ぶ地方もありますが、別種です。
桜飯

奈良県の郷土料理としての茶飯が有名。
洗い米にほうじ茶を混ぜ加えて炊いたものです。
炊きたてご飯に抹茶塩を振りかけるものもあります。
静岡にも同様のものがあります。

料理としては精進で、禅寺の僧の食事だと云われます。
お粥や茶漬けに準じて食欲がない時などに向いていますね。

上記のように作り方は単純で、緑茶系の粉を洗った米に加えるだけ。
やり方は色々ですが、要するに「お茶漬けではないお茶の飯」

少し本格的に作るなら、湯炊きにすればいいでしょう。

・米を研いでしばらく水に浸しておく
・ザルにあげて水を切る
・番茶を煮出し、その煮汁(つまり煮出し茶)に少し塩を加える
・汁が煮立ったところでザルの米を加える
・炊きあがったらよく蒸らす