煮浸しの作り方
煮浸しは、小魚を骨ごと食べるのに適した煮方のひとつ。
たっぷりの煮汁を使い、魚の芯まで含ませます。
色づくほど素焼きにしたもの、あるいは干した魚が材料。
それを蒸してから煮込んでいきます。
蒸すまでの手順は「飴煮」と同じです。
→飴煮
★鍋に魚が隠れるほどたっぷりの水と酒(同割)
★紙ぶたをして強火
★沸いたら弱火にして氷砂糖(ザラメでも可)を加える
★煮汁があるていど煮詰まったら濃口醤油と有馬山椒を
★煮汁が半量になれば火をとめる
★そのまま一晩含ませる
★翌日再び沸かし、弱火に落として煮込む
★煮汁が鍋底に少しだけ残る程度で仕上げる
※稚鮎や諸子、キュウリウオ、ワカサギなど小さなものは、蒸す過程を省略