大和煮と時雨煮
大和煮とは牛肉や鯨肉を甘辛く煮付けたもの。
大和煮を最初に考案したのは千葉の缶詰業者で、材料は鶏肉だったと云います。
砂糖と醤油をほぼ同割で煮付ける非常に濃い味。
保存性は良いが、材料の持ち味は消えます。
しかしこれはクセのある食材をご飯のおかずに合う料理に出来る方法という意味にもなります。
★酒で材料を下煮
★そこに砂糖と醤油を半量加え気長に煮ます
★煮汁が半分ほどの加減で残りの砂糖と醤油を
★汁がほぼなくなるまで煮つける
時雨煮(しぐれ煮)は、大和煮にショウガをきかせた感じの煮物。
「しょうが煮」とも言いますが、こちらは主にハマグリを佃煮風にしたもの。
ショウガを加え、汁が残らぬほど強く煮ます。