桜煮の作り方
タコの柔らか煮は桜色になりますので「桜煮」とも呼びます。
★大鍋にたっぷりの湯を沸かし番茶を入れる
★そこにタコを入れて形よく丸め、水にとって洗う
★タコをバラす
★昆布に水と酒、そこにタコを加え一煮立て
★渋きりした小豆を加える
★黒糖を加えて弱火でコトコト(酒肴用なら糖類は不要)
★一時間ほど煮たら醤油を(醤油は仕上げまでに3回ほど切る)
★米を加えて茹でた大根を加える
★様子をみながらさらに長時間煮る
※煮詰まらないように火加減と汁の量に注意
※紙蓋をするも、たっぷりの煮汁を維持
※踊らせる(火力が強い)と、皮が破けて見苦しくなり、芯が柔らかくなる前に外側がボロボロになります
★ゆっくりと2~3時間煮ると竹串がタコにすーっと通る
小豆や大根も柔らかくなっている頃合い
★火を止めそのまま自然に冷まして含ませる
イイダコの桜煮
飯蛸の下処理
・卵を避けて内蔵だけ出し、切り取る
・目とくちばしを切り取る
・胴の入り口を楊枝でとめる
・熱湯にサッと通して冷水で洗う
★鍋に煮汁を作り煮立てる
だし汁、酒、みりん、濃口醤油、たまり醤油、水あめ
★イイダコを入れる
★とぎ汁で下茹でして、八方出汁で7分目程度火を通した大根も加える
★火加減を落とし約10分ほど煮る
★火を止めて味を含ませる