伽羅煮
伽羅(きゃら)は濃い茶色のこと。
蕗などを佃煮風に煮付けたものが伽羅煮。
元々山里の保存食であり、非常に辛いのが特徴。
醤油に少しの味醂を加える程度の煮汁で煮詰める。
しかし、今の人はそれでは辛すぎて食べられません。
ある程度味醂と砂糖で調整するといいでしょう。
伽羅蕗(きゃらぶき)
★茎が緑色でつやがあり、すらりと長く太すぎない蕗を選ぶ
★茎を鍋に入る長さに切り、まな板上で塩を振って転がす(板ずり)
うぶ毛を落とし、色が鮮やかになります
※伽羅煮の場合色は無用ですが
★5センチ長さに切りそろえて20分ほど茹でる
★水にさらしてアクを抜く
★水気を切る
★辛めに作った煮汁で一煮立ちさせる
★煮立ったら弱火にして煮詰めていく
★汁気がほぼ無くなるまで煮詰める
※保存食という必要がない場合、だしを加えれば食べやすい味に
※こんにゃくなども加えてみて下さい
※鍋で煎り、すり鉢で粉にした「粉かつお」をまぶすと美味しいです