サバの塩焼き
サバはどんな料理にしても美味しい魚です。
素材そのものに旨味が豊富だからです。
素材の味を一番堪能できる塩焼きにしてみましょう。
三枚おろしにして片身をそのまま焼いても、数切れにカッして焼いてもかまいませんが、今回はフライパンを使って塩焼きにしますので、3切前後に切り分けた方がいいでしょう。
もちろん普通に焼き網やグリルを使ってもかまいませんが、より手軽に出来るフライパンでの塩焼きです。直火ではないので「間接焼き」ですね。
油は使いませんので、フッ素樹脂加工のツルツルしたフライパンを使用します。焦げにくい便利なフライパンです。テフロンとかテクノフロンとかいうフライパンの事です。
さばの塩焼をフライパンで作る
★サバのさばき方を参照して三枚おろしに
→サバのさばき方
★片身を3切れ前後に切り分ける (小さく切らないと外側だけ焦げて芯まで火が入らない)
★バットに薄く塩を振る
★その上に切り身を並べる(皮を上に向ける)
★切り身にむら無く塩を振る
★水逃しのザルなどに移し20~30分置く
★沢山水気が出てきますので拭きとる
(水分と一緒に臭みと塩分も抜けて締まっています)
★皮の上に包丁で数本の切れ目を入れる
★塩味をつける為の塩を少し振ります
★熱したフライパンに皮を上にして入れる
★火は中火の下くらい
★返して表側も焼く
★盛りつけてレモン、大根おろしを添える
※切り身を複数盛り込む場合は長角の皿より、丸い皿や鉢に盛った方が見栄えがよいです。中央寄りに山形に重ね盛りして立体感を出しましょう。
<<和食焼物の基本