南禅寺蒸し
南禅寺豆腐に因んで付いた名称。
豆腐や豆乳を使う蒸し物です。
これも本来は精進の材料で作るものですが、一般には魚介や鶏肉などを使って自由に作ります。豆腐か豆乳を使えばいいわけです。
★だし汁に豆腐と卵をすり混ぜて漉し、茶碗蒸しの要領で20程度蒸す
(具も茶碗蒸しに準ずる)
★仕上げに葛あんをかけてしょうがやわさびを添える
しっかりと作る南禅寺蒸し
★水を切った絹ごしを羽二重漉しにする
(裏ごしにガーゼをのせて二重にして漉す)
★卵生地を作る
①漉した豆腐
②漉した季節の魚介や野菜類
①と②を混ぜ合わせ、溶き卵にだし汁を加えて調味した卵液を加えてさらに混ぜる。これも漉す
★霜降りや醤油洗いしたメインとなる材料を器に入れる
★卵生地を加えて蒸す
最初の3分は強火、あとは弱火で十数分
(茶碗蒸しと同じだが、やや時間がかかる)
★竹串を刺して汁が透明であれば完成
★銀あんをかけて薬味をのせる