葛切り
葛切りは、夏の甘味の定番。
非常に簡単で、手早く作れますので、市販品でなく手作りしたいもの。
葛切り自体は 葛とその25%ほどの水で作れます。
(水の分量は市販の葛粉に表示されている)
できるだけ質の良い葛を用いることです。
葛切りの作り方
★葛粉に水を加えて混ぜる
(潰すようにしてムラのないように混ぜる)
★漉し器に通してこす
※葛の3割程度の水飴を加えてもよい
★流し缶に生地を流し入れて広げる
・缶を動かしながら手早く広げる
・厚みは2~3ミリ
※流し缶が無い場合はバットなどを代用
★大きな鍋に湯を沸かし90度くらいの温度に
★その湯に流し缶を浮かべて湯煎する
・流し缶はやっとこなどでつかんで加熱
(ヤットコがあればよいが、工具のプライヤーやペンチでもよい)
★生地が固まったら缶ごと湯の中に沈める
★葛に火が通って透明になったら取り出す
★ボールに用意しておいた氷水に缶ごと浸けて冷ます
★葛の縁を竹串などで剥がし、まな板にのせる
★5ミリ程度に切り揃える
★器に氷水をはり、葛切りを浮かべて出す
★黒蜜などにつけて食べる
黒みつ
★黒砂糖と砂糖に水を加えて煮溶かす
★2時間ほど煮詰めて濃度をつける
★火を止めて醤油を少し加える
★漉してから冷ます
※黒蜜でなく、二杯酢でも美味しい
また、各種の和風ドレッシングも合う
メープルシロップも風味が良い
※葛は時間をおくと透明感を失い白く濁る
(冷やし過ぎても同様)
なので、食べる直前に作るのが理想的