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薯蕷饅頭

薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)は、薯蕷(山イモ)のコシだけで膨張させる皮で餡を包む、比較的高級な饅頭。

慶事には紅白、仏事には白・黄・緑を組合わせるなど、引き菓子としての用途が多い。山芋の食感と風味が良いので、茶菓子などでも普通に食べられる。

薯蕷饅頭の作り方

★生地
上用粉1・0
山芋0・5~0・7
砂糖1・2~1・3

★山芋(できれば大和芋かつくね芋)をすり鉢でおろす

★棒ですってなめらかにする

★ふるった上白糖を数回に分けて加える

★さらにすり混ぜる

★上用粉をボールに入れ、そこにおろし芋を移す

★最初は畳むようにし、徐々にボールを回しながら練る

★耳たぶの固さになるまで練りあげる

★手粉(片栗)を広げた粉箱(バットでもいい)に移す

★20g前後に切り分け、30g程度の餡玉を包む

★セイロに濡れ布巾を敷く

★包んだ饅頭の底に上用粉をつけて並べ入れる

★霧吹きを吹いて手粉を落とす

★やや弱い中火で10分ほど蒸す

★鉄板で底に焼き色をつける
(ホットプレートやフライパンで可)

※まんじゅうの成否は生地のコシで決まります
芋の種類などで生地のコシが弱くなる場合がある
このような時は膨張剤を足してみるのも手
イスパタ(あるいは代用のベーキング・パウダー)を少し加えます