小麦饅頭
小麦饅頭は、小麦粉に砂糖を混ぜ、膨張剤を加えて「浮かせた(膨らませた)」饅頭。小豆餡などを包んである。
まんじゅうのルーツは中国の饅頭(マントウ〈蒸しパン〉)で、日本に伝わったのは700~800年ほど前のことです。これに似せて作った日本で初めての饅頭が小麦饅頭だとされます。
ですので、小麦饅頭はマンジュウの基本形とされます。
生地に黒砂糖を加えたものは「茶饅頭」「温泉饅頭」
生地を酒母で発酵させたものが「酒饅頭」
その他にもバリエーションは非常に多いが、それらの饅頭生地はすべて小麦饅頭の生地が基本です。
小麦饅頭の作り方
★生地
薄力粉=10
上白糖=5~7
イスパタ=0・2
イスパタが入手出来ない場合ベーキングパウダーを。
重曹は使用しない方がよい。
★砂糖をフルイにかけてボールに入れる
★水を大さじ2ほど加えて砂糖を混ぜ溶かす
★イスパタを加えて混ぜる
★細かいフルイに通した薄力粉を加える
★木杓子で混ぜる
※粘りが出ないようにザックリと混ぜます
小麦粉は混ぜすぎるとグルテンが出るからです
★粉箱(バット等でもよい)に手粉を打ち、その上に生地を移す
★混ぜて耳たぶの固さにする
★15gほどに切り分け、丸める
★手粉を使いながら円形に平たくする
★30gほどのあん玉を中央にのせて包む
(クルクル回すようにして包むと形が作りやすい)
★口を閉じる
★セイロに濡れ布巾を敷き、その上に並べる
★霧吹きで水を吹き、表面の粉を落とし艶を出す
★強火で10分蒸す
★油を薄く塗ったマキスの上に取り、冷ます