吉野羹
吉野羹(よしのかん)は、葛粉を使って固める流し物。
葛粉を水で溶き、砂糖を加えて弱火で練る。
それを型に流し固める。
抹茶で緑色に、黒糖で褐色に、それで透明層を挟んで三層にする。
そんな感じで作ります。
型も、角の流し缶や羊羹船だけでなく、錦玉型を使ってもいいし、型を使わず茶巾絞りにするなど、やり方は色々あります。
色付けもいいが、葛の透明感を活かす工夫をしてください。
そら豆餡を包む、紅梅餡を包む、ミルク餡を包む等々、可愛らしい葛玉が出来ます。
※葛は、冷やし過ぎたり時間をおき過ぎると白く濁ります。
それを避けるため添加物を使用するのは考えもの。
出来るだけ召し上がる直前に作りましょう。