切り違い(簡単キレイな飾り切り)
飾り切りの入門編です。
料理というのは、気軽に考えてまずは実際にやってみるのが大事。難しく考えて、嫌いになっては意味がないですから。
とても簡単な飾り切りなどを覚えておくと、それだけで食膳が華やかになり楽しくなります。まずは料理を好きになって行く事です。
簡単なのにかなり見た目の良い切り方に「切り違い」がありますのでそれを紹介します。試しにやってみるとよいですよ。
胡瓜の切り違い
真ん中に包丁を入れます。
上から入れた方がやりやすいでしょう。
切り目を入れた方を横にして。
そこから斜めに切り込みます
両端は切り離さないで中央の切り目まで庖丁を入れます。
表を切ったらクルリと裏返し、包丁の向きはそのまま裏も切り込みます。
そして左右を引っ張りますと
こうなります。
玉子焼きの切り違い
上のキュウリのヤツを二面ではなく、四面でやってみます。
この場合は真ん中の切り込みはいりません。
まず玉子焼きを四角に切り出して
こんな切込みを表と裏に。包丁の向きは同じです。
切り込みの深さは中央あたり。
表と裏に切込みを入れたら、今度は側面です。
包丁の向きは変えません。
玉子焼きを引き起こして側面を上に。
表裏を切ったものを引き起こして側面を上にしつつ
そのまま180度回転させ天地をひっくり返す
そして上になった側面を同じように切り込みます。
その裏側も同じように切る。
それを切り離すと
四面の切り違いが出来ます。
包丁の角度や位置は変えず、切る対象(玉子焼き)だけを動かしているわけです。四回動かして4つの場所に切り込む。
コツは切り込みの深さ。
深さが足りないと切り離せませんので、しっかり中心まで包丁を入れましょう。気持ち中心より深く切った方が確実です。
簡単な玉子の飾り切り②