和食のまな板皿

  

和食俎板

お客様が大皿を見るときに、視線は外側から中心に動くのが一般的です。従って大皿に料理を盛るときは中心にまとめたほうが効果がありますね。

大皿料理は高知県の皿鉢(さわち)料理などの様に郷土料理的な宴会料理でよく見かけますが、会席でも懐石でもあまり使用されません。個々に出すのが日本料理の特徴だからです。

しかし大皿は使いようによっては料理を際立たせてくれます。 数人一組の小宴会などがあれば積極的に使用したいものです。この皿などは少し変わった形をしていますが、中心に小魚の姿焼きなどを何本かまとめて盛ると良い感じです。わりと気に入ってる皿です。

和食器の基本