食材の低温障害
・夏野菜や南国生まれの果実は風邪をひく
ほぼすべての夏野菜は「寒さ」が苦手です。
瓜の仲間や茄子などがそう。
キュウリ・ナスは10℃が限界です。
それ以上温度が低い場所に置いておくと傷みが出ます。
味も見た目もどんどん悪なって、しなびてしまうのです。
これを「低温障害」と言います。
何気なく冷蔵庫に入れていると思いますけども、
冷蔵庫の野菜室は約6℃前後。
これでは低温障害を避けられません。
直接冷気が当たらないようにし、「防寒着」を着せましょう。
・新聞紙で包む
・保存袋に入れる
こうして出来だけ早く食べてしまうのがベスト。
もちろんトロピカルなバナナやパインやマンゴーなどはもっと寒さに弱い。
こうしたものは基本的に冷蔵庫に入れないこと。
また、里芋やさつま芋などイモ類も低温障害になるので冷蔵は避けます。