粕汁の作り方
粕汁も三平汁と同じく塩鮭を使いますが、粕汁はアラではなく切り身を使います。
→三平汁
具を沢山入れれば、この一品だけでお腹が満足するお汁で、体も芯から温まる、寒い冬にピッタリの汁物ですよ。
作り方
★大根、イモ類、ゴボウ、生しいたけ、ニンジン、コンニャク
これらを食べやすい大きさに切り、それぞれ下ゆでしておく
★塩鮭を一口大に切り、さっと湯に通す
★鍋に水を張り、水の1割量の酒、昆布を一片
★そこに鮭の切り身を入れて点火
★煮立ったら昆布を出し弱火にして30分煮込む
※アクをていねいに除く
★下ゆでした野菜を加えさらに10分煮る
★溶いた酒粕を加える
★その酒粕の1/4程度の味噌も加える
★その後5分くらい煮れば完成
★椀に盛って下ゆでした青菜やきざみネギをのせる
※塩ブリでも同じ様に作れます。
ブリは最初の煮込みの段階で薄切りのショウガを入れるとよいでしょう。
※酒粕について
酒粕は板状に固めた「板粕」と、樽で熟成させた「練り粕」があります。
おすすめは練り粕。
旨味も練り粕が勝ります。
酒粕にも旬があり、それは日本酒を仕込む真冬から初春です。
より良い酒粕を求めるなら蔵元が販売してる練り粕です。
板粕は小さくちぎってしばらく水につけてふやかしておき、調理中の熱い汁で溶いてから鍋へ。手早く使いたい場合は酒をふり、レンジで加熱します。
練り粕はミソと同じ要領で使えます。