べったら漬け
べったら漬けは大根の麹漬け。
江戸期からの東京名産品である。
表面の麹がべとべとしているので「べったら」の名。
大根の皮を分厚く剥いて漬けるのが一般的で、より白く仕上がる。
また、皮付きで漬けるべったらもある。
大根の漬物としては甘味が勝る珍しい部類。
長期の保存は出来ないので酸味が出る前に食べきること。
★6%の塩で下漬けして塩抜き
★米麹、砂糖、塩で床を作る
(甘酒を利用するやり方もある)
★塩抜きした大根を床で寝かせ、押し蓋をして重しを
★1週間~10日程度で食べられる
※べったら漬けは沢庵と違い、分厚く切るのが昔から江戸の流儀。水分量が漬物類ではダントツに多く、厚く切っても口当たりに違和感はない。
※振り柚子(柚子の皮をおろし金ですったもの)と大変相性がよい。
また、レモン汁を一滴かけて食べると一味違う。
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