黒糖漬け
黒糖漬けは、主にゴーヤ(にがうり)を使う沖縄の漬け物。
★縦半分に切り種を除いたニガウリを3日ほど塩漬けにする
★黒糖に水を加えて煮溶かし、醤油と泡盛を加える
★これに水で塩抜きしたニガウリを漬けて2日寝かせる
南国沖縄の漬物
漬け物は主に極寒地で保存食として発達したもの。
温暖な沖縄にはあまり漬け物がありません。
チキナー(漬け菜)という、いかにもそれらしい野菜もありますが、これはシリシリーと同じく炒め物にするのが主用途。ようするに、「チャンプルー」が主体なのです。
食物が腐りやすい暑い土地柄、「火を通す」ことは大事だったのでしょう。
黒糖漬けの他に有名な漬け物はパパイアの味噌漬け。
青いパパイアの果実の皮を剥き種を除いて沖縄味噌に漬けるもの。
魚の塩漬けはエーグァー(胡麻藍子)の「スクガラス」
豚肉の塩漬けは「スーチカー」
島らっきょう・にんにくの塩漬け。
麹によって発酵させるものが「唐芙蓉」(豆腐よう)
豚肉を脂漬けにする保存食もあります。
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