栗蒸し羊羹
栗蒸し羊羹は、寒天を使わず蒸して固める栗入の蒸し羊羹。
蒸し羊羹の歴史は古く、鎌倉末期には茶の点心として用いられていた。
栗入りは比較的新しく、最初の頃は刻み栗を使っていたようである。
現在は丸ごと使うのが主流。
作り方
★材料(割合)
並あん 60
上白糖 1・2
薄力粉 1・0
片栗粉 0・2
栗、水、塩
★薄力粉と片栗粉を目の細かいフルイにかける
★上白糖は砂糖フルイを通す
★両者をボールに入れて並あんと合わせる
★よく混ぜる
★水を少しずつ加える
(生地の表面が自然に水平になる軟らかさにする)
★木枠(バットや金属箱で代用可)に濡れ布巾を敷く
(下四方の隅をきちんと折らないと仕上がり悪い)
(オーブンシートを使ってもいいです)
★生地を流し入れて表面に乾いた布巾をかぶせる
★セイロへ入れ強火で1・5時間ほど蒸す
(湯が切れないように注意)
※栗甘露煮を中に入れてもいいし、蒸しあがってから飾ってもいい。
これはお好みで決めてください。
→栗甘露煮
生地に混ぜる場合は丸ごと、飾るなら横から二等分に。
どちらも蜜をよく切ってから使います。
おもてなし用なら外付けが品がよいかもしれません。