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草餅(よもぎ餅)

草餅(くさもち)は、ヨモギを磨り潰したものを混ぜて搗く餅。
現在はヨモギを使用する「蓬餅」が草餅となっている。

3月3日の雛節句の際、雛人形に飾る赤白緑の菱餅の最下段に使われる風習があるが、今は春の和菓子として日常的に食べられるようになっている。


あん入りよもぎ餅

本来はヨモギの若葉を茹で刻み潰したものを混ぜ込んで搗いた餅だが、和菓子として作る場合は上新粉で練って作り、もち米やうるち米で搗いて作ることは殆どない。

家庭では餅つき機を使って搗くのもいいでしょう。ここでは蒸して作る和菓子・餅菓子としての草餅の作り方を紹介します。

草餅の作り方

★材料(割合)
ヨモギ新草 10
上新粉 100
上白糖 25
ぬるま湯 上新粉が100gである場合80cc

★重曹少々を加えたたっぷりの湯でヨモギを茹でる

★柔らかくなったら水にさらし、しっかり絞っておく

★上新粉をボールに入れ、ぬるま湯の7割を加えて一練りする

★残りの湯を少しずつ加えながら耳たぶの固さにこねる

★セイロに網布巾を敷く

★生地を一握りサイズに切り分けセイロに並べる

★強火で20分蒸す

★この間にヨモギを包丁で細かく刻んでおく

★蒸しあがったら網布巾ごと揉んでまとめる

★生地をボールにとり混ぜながら砂糖を3回に分けて加える

★刻んだヨモギを加えて練り混ぜる
※色合いを見ながら加減する。硬い場合は水を加える

★30g程度にちぎり分けて丸める

★20g程度のあん玉を包む

★シュウマイのように閉じ口を上にし茶巾絞りのような形に包み込み、上部を指で挟むようにして切り取り口を閉じる

※ヨモギが多い時はさっと塩茹でして冷凍しておく
※乾燥のヨモギも同様にゆでてから使う
※ヨモギをすり鉢であたり、裏漉しにかける場合もあります
※餡なしの草餅は搗いて作ります
搗いて作る場合は刻んだヨモギを蒸したもち米に混ぜて搗きます。
餅の搗き方は大福を参考にしてください。
大福