算木切り・ヤマイモ
ヤマイモの旬は冬。
ですが天然の自然薯を筆頭に色々な種類があり、主流は栽培の「長イモ」でして、一年中安定して出回っています。
山芋はとても美味しいですし、健康維持にも最適な野菜です。
腸の具合が良くない人に特におすすめ。これは美容にも良いという事。
味噌汁の実、揚げても焼いてもよし。トロロご飯は最高。
もちろん酒肴にも最適な食材ですよ。
ヤマイモ(長イモ)の算木切り
算木切りは昔のソロバン(計算尺)の形です。
拍子木切りを細長くしたものですね。
作業前の段取りとして最初にまな板に乾いた布巾をピチリと敷いておきましょう。
次にヤマイモの外部の泥や糠などを洗い流します。
ボールの上などで皮をむきます。
ボールにはテッシュペーパを敷いておくといいでしょう。
どうしても水分がからみますので、完全に水気を寄せ付けない工夫です。
また、こうしておくと後の始末が手早くできますよ。
皮はできるだけ厚めにむくこと。
皮を剥いたイモをまな板の布巾の上のせます。
手がベトベトしていれば手を洗い、水気を完全に拭き取ります。
水を使うのはここまで。あとは最後まで水を遠ざけます。
ヤマイモに水をつけるとネバネバが激しくなり仕事にならないからです。
使うサイズに切ります。
拍子木よりも少し長めにします。
周囲の切れ端は
後で粗い千切りに打てば料理に使えます。
すりおろしてトロロにしてもいいでしょう。
長方形にし、
四角柱を切り出します。
8~9センチ長さほどの算木切りです。