読者投稿の包丁画像〔#30〕
投稿者:カンパチ(男)
職業:板前
夜分に失礼します。
三木市にあるミスズ(漢字が出ません)刃物製作所の包丁です(左)
飾り切り干し包丁を思わせるデザインですが、違います。
この製作所は日本で初めてステンレスとステンレスの間に鋼を入れる方法を取り入れたそうです。 デザインも当時の一代目が考えたそうです。 今は三代目が経営されているのですが、とても素晴らしい方で、包丁をこよなく愛している方でした。
この包丁は両刃で、正直、デザインに惹かれて牛刀と迷っていましたが、牛刀を買ってくれたら差し上げますよとのことで、帰り道はスキップしましたよ(笑)
使い勝手も良く、軽く、家庭でも使いやすいです。
仕込みでも大活躍で、三木の包丁とは、ここまで凄いのかと思う切れ味。 柄も、握りやすく随所にこだわりを感じ、愛着が湧きます。
大きさがなく、厚みがないので、完璧な万能包丁とはいきませんが、仕事は楽しくなりました。切りたくてしょーがないってなぐらいです。 今度、霞の片刃で作ってもらおうかと企んでいます。
2011/10/24
Comment
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この投稿に関してとっぴどく叱ったので落胆しいるかも知れません。
それについては、
「落ち着きも身につけなさい」という考えに変わりはないので何も言いません。
でもまぁ、特別に(笑)コメントを付けます。
この形は面白いので知っていますよ。
これを考案したのは「三寿ゞ刃物製作所の初代 鈴木信次氏」
ステンレス割込包丁を早い時期から造った方だといいますね。
和包丁の「むきもの」を家庭向きにした包丁という感じです。
板前本業を進むなら本職が使うムキモノに馴染むことをおすすめします。
何故ならムキモノで薄刃の基本が身につくからです。
つまりこのタイプは本職が使用する包丁ではありません。
「道具は持ち主の職人を反映する」
「板前は使っている包丁と似てくる」
もし板前さんならこれを忘れずに。
>ミスズ(漢字が出ません)
「三寿ゞ 」
ゞ は「約物」といいます。
記号の一種なので普通の変換では出ないのですよ。
「ゞ 」は踊り字で、送り字の「々」と同じこと。
字が重なりあう場合に使うことが多いので「重ね字」ともいいます。
顔文字のパーツでないのは確か(笑)
兎も角、投稿ありがとう。
2011/10/24(10:36)
魚山人
お疲れ様です。
落胆というより、嫌気がさしてました。 自分にですよ。 無礼なうえに自分は無知だと。
このblogはもう見てはならんと思い、Bookmarkからも削除し、気持ちに残った記事を画面メモしているのを一切見ないと、あの日からしてました。
ですが、さっき見ました。
自分が無礼な投稿をしているのに、自分の包丁の記事がありますから、言葉を失いました。
ありがとうございます。
無礼な自分ですが、ただ『ありがとうございます。』は魚山人さんにお伝えしたかったんです。
2011/10/31(00:46)
カンパチ
とっくの昔に伝わってますよ(^_^
2011/10/31(02:00)
魚山人