包丁の研ぎ方_《砥石全体を使う研ぎ方》
片刃の和包丁は研ぐのが楽です。
下の様に上下に前後運動させれば刃が付くからです。
(洋包丁・中華包丁は片面ばかりを砥ぐと、切れなくなってしまいます。ですのでなめらかな砥石使いの方が多い。(料理人によりますけどね)
楽なので多くの板前さんは最初から最後までこの研ぎ方。
しかしこれだと砥石の中央だけを使ってる事になり、2週間もすれば中央が凹んだデコボコ砥石になってしまいます。
その凹んだ砥石を直しもしないで使うと、包丁までが凹の刃線を持つに到ります。つまり「鶴首包丁」「コンコルド包丁」ってわけなんですよ。
面直し砥石を使えば凹みは直せますし、どのみち完全な水平に戻す為に必要な道具で必需品です。
ですがそればかりアテにしてたんじゃデタラメな研ぎ方がクセになってしまいます。結果的に、そのうち包丁が妙チクリンな形になってしまうのですよ。それに砥石も包丁も無駄減りしてもったいない。
砥石を無駄にしない研ぎ
包丁を砥ぐときは砥石全体を満遍なく使います。
Nの字を描けば良いのです。
(連続にではありありません)
そして砥石を途中で反転して上下を逆にすればN字はこうなります。
赤線部分はソリから切っ先を砥ぐ場合になります。
両端と赤線を使う時の押えは下の様に二本指。
中指と人差し指ってのは感覚がデリケート。
自分が研ぎたい(研いでいる)部分の裏にこの指を当てていますと、その感触がダイレクトに伝わります。つまり狙った部分をピタリと研げる(押さえられる)のです。
それと同時に危険回避の動作も素早く出来ますから、手を切る危険も減るのです。
このような感覚を手に覚えさせる事によって、包丁を無駄に「削って」、寿命を短くしたりしなくなります。
包丁はきちんと「研いで」いれば、そうそう減るものではなく、形が崩れるものでもありません。もちろん砥石の形もです。
Comment
ブログもスランプになったり、ネタ切れになってきたりしますと、カミングアウトの誘惑が頭をよぎるようになります。
発作的に店の看板の横、仕事着姿で写ってる画像をバーンと・・・・
暑っ苦しいにもほどがあるってもんですけども(笑)
そういう危険は常にあります。
※Coming outは本来こうした意味で使用する言葉ではありません。
しかしおいらの場合、ブログを何年も書いていられる理由は「リアルを描写しない」からで、これはまあ多くの方と反対かも知れませんね。宣伝用にと作ってある店のHPなどまったくタッチする気はゼロ。だって固っ苦しくてツマンナイもの。そこで「おいらはね・・・・」なんて言葉遣いなど不可能ですし。
ブログはその部分に細心の注意を払って書きます。リアルを特定できる可能性のある人物・事象などを文章から排除するわけです。
しかしながら過去に書いたものの中には、かなり「現役の板前として書いてはいけない類」の奴が混入しております。あれこれ批判じみた言説などですな。最初はそれが狙いで匿名ブログにしたわけですけども、今となってはこれもカミングアウトが不可能な理由です。
それに、「サイトを読んで、食べに来てみました」なんてお客さんが来店したりしてみなさいよ。翌日には店をたたんで夜逃げしますねおいらは。だって照れ臭いじゃないすか。
ブログ形式で書き続けてますと、非常にやっかいで危険な事がまだ他にもありましてね、それは過去の記事を忘れてしまう可能性です。時間の経過とともにブログの記事は埋没してしまうのですよ。埋もれて消えるも同然の状態。それ故に自分が書いたものであっても失念するかも知れない。
自分のサイトの何処にどんな記事があるかを、本人が分からなくなる。本人さえ探せぬものを、訪問してくれた人が探す気になりましょうか?
であればこそ、GoogleやYahooが隆盛してるわけです。狙いの記事へダイレクトってことですな。
でもね、検索も万能からは程遠いんですよ。
慣れない人にはまったく使いみちが無いとも言えます。
検索にはコツが必要だからです。
キーワードを1つ入力してみても、類似の記事がズラズラ~と厖大に出てくるだけ。そんなモンみんな開いてるヒマなんぞありませんわな。
最低三つのキーワードを、検索エンジンのクセに合わせてシャッフルすると命中確率が上ります。スナイパーが標的の真ん中を撃ち抜けるのは、「照準器」の扱いに長けているからです。スコープの調整がワードの選択にあたるのかも知れませんね。 ちなみに先に書いたTwitterはこの命中確率を大幅に低下させるでしょうな。1URLに1行、それでもインデックスするとなりゃ混乱は必須。検索エンジンとしてはいずれ何らかの手を打たざるを得なくなるでしょう。ところが今のところ大手検索は自らTwitterに参入。やれやれですな。
自分の書いた記事を探すのに苦労するのは馬鹿げている。そんな思いも一因としまして、ブログをHPと分離したのですが、HPのアクセス数を見る限りにおいてはこれは成功だったようです。しかしHPに移動した記事は元々ブログ記事なので、書き込みが浅いものが多く、時々点検すると手を入れなきゃいかん記事がボロボロ出てきて頭が痛くなります。
例えば包丁の研ぎ方の話で、「こんな研ぎ方はいけません」って偉そうに書いていながら、具体的な指摘が薄かったりする。
フリが長くなりましたが(笑)
魚山人2010/02/24
前フリ長ッ!!
んだもんで 前フリにも ちとコメさしてもらいます。
『ツイッター』って ようゎ
CHATみたいなもんでしょ?
俺ゎパソ持ってネェし だいたいリアルタイムにパソで会話なんてのゎ無理(/- -)/
『総ストーカー』か『総露出狂?症』か知らネェが 『神経症時代』←これ既に到来してるでしょよ。リアルとバーチャルの間にはまり『鬱』とか都合のイイ理屈はめ込んで 結局現実逃避…
バーチャル逃避しろってのよ!
実際 身近にいるんだよ…
バーチャルと現実の判別がつかなくなって 離婚までした家族が… 『家族』だぜ?
血 遺伝子も子とゎ共有してっし 夫婦間だって元ゎ
『愛し合った』仲なはず!
馬鹿野郎もほどほどにしろってのよ!
ついでに言わしてもらいますが 『▲べログ』ってなんだありゃ? 酷いな。
最近多いんよ、『サイト見て』…←みたいなのが
我が店 一切ホームページ等の広告作業ゎしてませんが何でサイト見て?…
聞けば 勝手な価値観により書かれた 勝手なサイトが
勝手に人ん家の屋号をネット上に流してるらしいじゃん
下らネェ…
魚山人サンblogの読者様に
伝えたいことがあります。
おそらくゎ魚山人サンblogを訪問される方々ゎ 食や料理 調理法や飲食店に興味津々な方々かと存じますが店を訪問した際にね『サイト見て来ました』とか『サイトで見つけたんですが』←ってな発言ゎ避けたほうが身のためですよ。我々現場ジャ限りなく『ドン引き』なんでね(笑)
『美味いもん』ゎ『サイバー族』に決して提供されることゎありませんので。あしからず(笑)
何故か?って?
当たりメェだろ!職人ゎ血の通う人間だからだよ!
で包丁研ぎ(笑)
砥石ね!
爺やたいらサンゎ スッゲーの
持ってんだよなぁ~
俺ゎ仕上げ砥を シコシコしてます。名倉も持ち合わせてますがー 荒砥を使うほうが砥面直しにゃ早いしね。
糸引き刃を付けたのも 実ゎ魚引くためジャネェんだよ
恥ずかしながら。手巻きの
海苔をバリッと切ると 刃がめくれちまうよな ナマクラ包丁を使用しててさ 仕方なく思い付いたんが 注射針から学んだ2段刃!(笑)
爺に お願いがあります
研ぎの記事書く時ゃさ
必ず面倒でも 『砥石を固定する』←って一言を入れて下さい。
俺…研ぎ中に指バッサリやって医者行きましたから。
固定不足で(泣)
って!俺も長ッ(笑)
ネタ不足とか
カミングアウトとか
気持ちゎ理解すんがさ
爺blogが終わりを迎えるなら blog上に きちんと公開してなヨロシク。
一晩中語り合える友かぁ
昔ゎいたよ確かにな
生活に追われっと 中々そうもいかネェんだよ爺。
お疲れ様ッス!
あ
そうそう!
バサバサ魚を裁くなら
ベタ研ぎがイイッスよ!ナーンデカ(笑)そりゃ刃がすぐ付けやすいから♪
神経質に行くなら是非
糸引き刃 進めます。
鯔次郎†2010/02/25(01:50)
鯔さん。
>研ぎの記事書く時ゃさ 必ず面倒でも 『砥石を固定する』←って一言を入れて下さい
ってねぇ、アンタ。下の記事にコメントも入れてるジャン(笑
『包丁研ぎの段取り』(砥石の固定)
そいで2段刃についてはここ
書く方も読む方も忘れるってか(^^)
HPで探しやすくしてて良かった。
>我々現場ジャ限りなく『ドン引き』なんでね
そうは言うがこのネット時代には、もう仕方のない事でね、ある意味で「サイバー」でもなんでもなくなりつつあるんですよネットは。チラシみたいなもんです。
つまり「普通のこと」なんで、構える必要もないんじゃない? せっかく来てくれたお客なんだし。「何をきっかけにして来たか」は問題じゃなく、「その人自身」で判断することじゃないかな。
>バーチャル逃避しろってのよ
実はツイッター大好きのアメリカ人に、ここに書いたのと同じ事をぶつけてみたんですよ。友は「米国人らしい」返答をしました。
曰く
「政府にネットを制限されたイランの反体制活動家達は、ツイッターで情報を交換した。民主主義の大事なツールなんだよ」
おいら
「それを日本語で《針小棒大》と言うんだよ」
「そんな数百万分の1って稀な例を出すのはすり替えだ」
「あとは殆ど1行のみの《ひとりごと》じゃないか」
「民主主義の大事なツールって言うが、ベルリンの壁崩壊の時にそんなツールなどなかった。けど市民達は民主主義に走った」
アメ公
哀れむような顔で、
「君は頭が固い」
「数億のセンテンスはやがて《細胞》のように、融合や分裂を始めるだろう。そこから生まれる新しい可能性を考えてみたまえ。21世紀ドグマ、あるいはユングの《集合的無意識》、そんなものがネットワーク上に誕生するかも知れないじゃないか」
おいら
トサカにきてやや逆上
「ってやんでィ!」←思わずここだけ日本語
「ドグマじゃなくて、悪魔!」
「《新しい可能性》って言う前に、人間は未熟すぎんだよ」
「予言しておくよ。《新しい可能性》じゃなく、《新しいツイッター・スパム》が次々出現してたちまち席巻。たまりかねた心ある人間達は《つぶやきの世界》から退散するってね」
「リアルでもっと成長する必要があんだよヒトは」
「人間がもっと大人になって、変化しなきゃ」
<特にアメリカ人がね>←心の中だけ
「それからの話だって」
アメ公
「ところで魚山人、サシミをいつ作ってくれるんだい?」
おいら
「急になんだよ、このやろう(゜o゜)
・・・・明日にでも作るよ 笑」
ところで鯔ちゃん
二人でアカウント取らない?
Twitter の・・・・←??? (冗)
魚山人2010/02/25(06:15)
お疲れ様です
ツイッター 初めて聞きました(笑)魚山人さんがおっしゃるように楽しんでいる人様を誹謗するんじゃなく 自分はやりたくないって気持ちを書かれているのを読んで 中身がないものなんだなと感じ、ツイッターってどんなのかも興味がないです(^-^)
寒さも薄らぐ今日この頃 国産筍がちらほらみえてきまして 炊いてみましたが 酒が恋しくなります 4月初旬に山へ筍堀りに出っ張り、そのまま素焼きしたのを生醤油で…旨いものと、旨い酒、これに何時間でも語り合える友が一緒だと
日々の雑音が吹き飛ぶんですね(^-^)なかなか同業じゃ最近はいませんが幼なじみにこの手の付き合いをいまでもする事がありますが、歳を重ねていくと、時間が合いませんねぇ時間がもっとほしい(笑)それと同業と呑んでもつまらねぇ事並べて、しょっぺぇ酒にされることもけっこうありますから、最近は避けています(笑)
フリが長くなってしまいましたが…魚山人さんのように言いましても、毎回フリだらけの乱れ打ちの落ちなしの文。。しょうがない奴だなとお許しください
砥石…砥石の手入れ同様、気使って研がなきゃ平面はたもてないですね どうしても手前側が残ってくるので上下の入れ替えと記事にございますNに走ると良いですね 出刃なんかは手前側を意識してつかってます 今日の記事の核心を自分なりにとらえると、包丁の無駄な減りと 「笑えるほど切れる」包丁を保つのに 必要な事を解りやすく書かれた記事だなと思いました
コンコルドにしちまってるのもたまにみかけます 河岸なんかでみる「手かぎ」に近かずく勢いの曲がりもみたことあります(笑) そして しのぎがおかしくなってるやつ なんで気を使って手入れしないかわかりません 身近に年に一千万くらい手間をもらってる花板なんかもいますが、しのぎ筋がおかしいく包丁は二の次 料理にかける思いは尊敬しますが 造りのできあがりの質がいまいち ようはナマクラで引いてるってことです 板前の基本である礼儀と基礎 これには包丁も含まれるとおもうんですよ いくら稼いで見栄えのいい料理をつくろうとも、コンクールで賞をとる板でも、包丁の手入れを弟子に教えられないってのは悲しいことです
いつぞやの包丁記事にありました「紙砥石」あそこまでつかってなんぼでしょう(^-^)自分も小僧のときに兄さんが紙までもっていって無駄にしない姿勢にたくさんの事を学ばせていただきました 魚山人さんのブログは、カテゴリーにちゃんとわかれていまして とても見やすいです 観覧しすぎてどこになにがあるのかは魚山人さんよりも詳しいと自負していますよ(^-^)
柳を持てるようになって初めて買った包丁は今でも仕込み用に使っています まだまだ寿命知らず 物作りの職人ならきっちり最後まで面倒をみる これに尽きます
鯔さんがおっしゃる自分の砥石は魚山人さんが持っておられる石には足元にも及びませんただ通勤用だけの車は処分し 自転車で身を切る寒さの中少しでも身銭を蓄え やっとこ手元にきた石は愛着が人一倍なのはたしかです 財布の紐は「かかあ」がにぎっておりますので限度が…(><)これはカミングアウトですかね(笑)
お二人の握りをいつかは食べてみたいですがそれはかなわないのでしょうね…
さて時間が久しぶりにできたので呑みましょうかね(^-^)
たいら2010/02/25(22:25)
奥様のことは度々の報告にてよく存じ上げておりますので、それは「カミングアウト」ではありません(^_^)
ブログを始めた初期、まっ先に書いたのが、「包丁を気にせぬ板前が多すぎ」って事と、「砂糖病の和食」についてでした。つまりこれが書きたかったからブログを始めたのかも知れません。
たしかに、昔の様な丁寧な仕事ができにくい「バッタ仕事」ばかりの環境になり、一から十までハンチクやっつけの仕事場ばかりですけどね、料理はそれじゃ駄目でしょう。ベルトコンベアの流れ作業じゃねえんですよ。
「頭で作れば良い」そんな調理長が増えましたね。
包丁を刀みたいに研ぎあげる気持はないですな。
【割烹】って字、【板前】って言葉が泣きますよ。
板場で刺身が引けるのは「板前」つまり花板だけ。
その意味が分かっちゃいねぇ。
剣岳のような峻険なヤマが無い刺身など切ってはいけない。
フレンチの様な会席を作って悦に入ってるヒマがありゃね、京の合砥の脇にこびり付いたカビでも落とした方がいい。それが職人です。
おいらも年齢に伴い、たいらさんや鯔さんの様にダチと夜明けまで語るって機会は無くなりました。とくに30代から40前半は忙しいからね。
でもその分「実のある会話」のテクニックってのが分かってきたんですよ。
自分から『胸襟を開く』のがそのポイントです。
分かりやすく言うと、ボケに徹して相手に話させるって事。
その為に自分の本音を垣間見せるんですな。
だからなのか頑固で偏屈(ついでに神経質)のくせに友達が沢山います。
変なガイジンも多いし、チンピラから警官、文化人、芸能人、プーもいます(笑)
最後に、板前が一番犯してはならないあやまちはね、「勘違い」です。
そいつにつかまると周りが全然見えなくなる。
自分が分からなくなってきたら、「包丁と砥石」を出す。
おいらはそうして生きてきました。
魚山人2010/02/25(23:38)
俺も たいらサンみたいなコメしたいもんだ。
頭ぁ下がりますよ。
お疲れです!爺
あのネェ!なーんで俺が『砥石固定ってイチイチ書いてくれ』ってコメしたかっつーと 俺みたいな輩ゎパソ所持してネェんだよ!貧乏雇われ若い衆ゎ携帯から見てる輩も存在すっから お願いしたんす!
上とか すぐ下とか言われても 携帯からジャわかんネェっての 記事が!(泣)
砥石固定にコメしたのも最近の話!忘れるわけネェでしょよ(笑)
パソや某サイトが今や 当たり前田のクラッカー。ッツーんなら
ちょいと考えもんだね…
店をさ マスコミや雑誌に載せっと 店ゎ荒れる。
これ常識。
インターネット経由で ご来店の
お客様方ゎ残念ながら共通点がありますよね?
確かに 来店された方々 お客様方にゃ感謝しますが
『実』がならない。
何故かゎ言わネェがね…
あ゛
決して爺の返事コメに反発してる訳ジャネェんすよ(汗)
所詮言い訳なんすがね…
アメリカの方…さすがインターネットの国って感じッスネェ(笑)
イヤ笑っちゃいけネェんだろな
おそらくゎ本音なんでしょう。価値観を変えるべきなんだろね 俺みたいなヤツゎ。
些か反省します!
『包丁と砥石』
永劫な関係
改めて 身の引き締まる思いです。
鯔次郎†2010/02/26(02:36)
おはようございます 魚山人さん
先に お礼から
この前の豚の角煮 再チャレンジして 柔らかく出来ました
やっぱり 下煮の時間を倍にしたところ 柔らかく煮えました
ご指導 ありがとうございました
今回の記事は 私の大好きなカテゴリーのひとつです
やっぱり 触ったら切れるぐらいの包丁の切れ味に憧れます
まあ 私の包丁なんて 安包丁なんで そんなに切れる筈も
無いのですが(汗)
今年は 海が半月ほど早いと聞いています
そうすると 釣りのシーズンが始まるのも半年早くなるなぁ~
包丁の出番も半月早く来るなぁ~と 今から獲らぬ狸ならぬ鱸を
夢見ています
砥石は 荒砥と仕上げの2本 ありますが これは家内が
大学の時、学校で購入したもので 未だに使ってます
要は、家内はあまり研がないと言うことです(笑)
昔 子供が小学生の時 彫刻刀が切れなかったらしく
家内の砥石を持ち出し こっそり研いだらしく
砥石の真ん中に 1本 溝が出来てました(爆)
それを見た家内は 激怒しましたが 私が削り直して
やっと親子喧嘩が終わったという笑い話を思い出します(笑)
でも 私が家内の包丁を研ぐと なぜか 家内が直ぐに指を
切るので ここ最近 研いであげてません(笑)
家内が使う包丁は そこそこ切れれば 良いんです(笑)
ですから 切れる私の包丁は 絶対触らせません
特に 柳刃なんか ぜ~ったい 家内には触らせませんから(笑)
さて 前フリで書かれてた Twitterですが・・・
一昔前まで ホームページが流行りましたが このHPを
更新維持するのはFTPで送ったり面倒だったんで
更新維持が簡単なブログに人々が流れていき
それでも 面倒だってんで Twitterの一行書込みに
流れているような気がするんですけどね・・・
忙しい現代人に Twitterは最適 ・・・ かも知れませんが
そこまで 忙しいなら 何も書かなきゃいいものを(笑)
何も 仮想空間上で他人が どう思ってようが そんなのリアルの
現実社会で どう影響するってんでしょうかね~?
そんな暇があるなら 額に汗して働けよ!って思うのは 年のせいでしょうかね!?(笑)
コンピュータなんて 所詮 電卓の化け物!!
電卓は道具であり 使うのは人間
それを忘れちゃいけません
ブログにTwitterやSNS フェイスブックも日本上陸するとか
したとか?
そんなのに振り回されること無く 自分に必要な物を利用・活用する
という事を 忘れないようにしないと
結局 それらを作った連中に振り回されてるだけになります
作った連中は 新しいコミニュケーションに こんなのはどうですか?と言って いろんな ネット上での他人との接触ツールを
作り出してきますが それが 次の時代の形だと 全て鵜呑みにして
右倣えするのは愚の骨頂だと思うんですがね・・・
自分に合った コンピュータ・ネットの利用形態 そして そこで得られた情報・知識を どう利用するか!?
それが確立してないと ただ コンピュータ業界・ネット業界の
作り出す トレンドに振り回されてるだけになると思います
ご利用は計画的に・・ってテレビで言ってるじゃないですか!(爆)
トミー2010/02/26(03:34)
お疲れさま鯔さん。
分かってますとも、言わんとする事はみ~んなね(^_^)
イジワルではなく、「あえて強弁した」と考えて下さい。
鯔さんも子供を持ってるし、子供達はそのうち当たり前のようにコンピューターを使います。さもなきゃ就職もできない。そういう時代なんです。
携帯からサイトを閲覧する面倒も知ってます。おいらには無理。本当に頭が下がりますよ。ありがとう。
魚山人2010/02/26(10:48)
こんにちは、トミーさん。
うまく行きましたか、「角煮」。それはよかった(^^)
料理ってのはやはり「手間しだい」でしょうね。
気になるのは「スィートポテト」。トミーさんの奴を味見してみたい(笑)
「トレンドに振り回されてる」と言えば、振り回されいるのはユーザーだけではない様にも見えますね。例えば最近『巨人・グーグル』の動きがどうも変です。
Twitter、フェイスブック、それにアップルのやってる事、アマゾンのキンドル、それらの分野にすぐに手を出す。
独特の世界観で世界中にユーザーを獲得したグーグルですが、「いつかきた道」なのでしょうかね。ようは「マイクロソフト化」なのでしょう。
コンピュータ・ネット業界の人々はひとつ大きな勘違いをしてますな。
「パソコンユーザーは今の機能の50分の1くらいしか使ってない」って事です。
いくら「機能・性能」を飛躍させても、現在の使い勝手では一般人には使えない。それがエンジニア系には分からぬのでしょう。頭でっかちと言いましょうか、自在にキーボードを操り、軽くコンピュータ言語を読み解く自分等と、一般人の違いが理解できていない。想像力が無いと言えましょう。
ユーザー・インターフェイスを画期的なものに革新せねば、ゴタゴタとデコレーションしても同じです。
なので、「サイバーが脳と直結する未来」を、たとえ話に出したのです。
そうなればもう「複雑な操作」はいりませんからね。
「難しくて複雑な機械」をね、無理に、「簡単で誰でも使えますよ」と言っている。それが現状です。無理があるから軋みも出るのですよ。
Twitterは、流れの「過程」とか「通過点」みたいなものです。
つまり「先」がある。
中途のものに飛び乗るのはどうか。過去の色々な教訓から、落ち着いてじっくりと学ぶべきだと思うんですがね。
奥様の砥石の話は愉快です。そんなに長く持ってるのなら、もう一生モノですな。大事に維持して欲しいものです。
釣りの季節が来ますけども、くれぐれも注意して無理をなさらずに、よい型のヤツを釣り上げてください。
魚山人2010/02/26(10:50)
こんばんは、魚山人さん。
今日はブログとは関係ないかもしれませんが、ふと思い出したことを書きます。
何年前か覚えていませんが、料理番組を見ていた時のことです。
メインは有名フレンチの料理長でした。その取材のなかで、彼が頻繁に食べに行く屋台のラーメン屋。フレンチの方は「美味いから来ます」。ラーメン屋の店主は「光栄です」
このコメントのあとに、アナウンサーが言った言葉。
「この両極端にある2人が何故・・」
両極端に怒りを覚えました。何をもってそんな言葉が言えるのか?一般の人はそんな見方をしているのか?
愕然としましたが、料理に携わっている人達には、そんな見方をしないで欲しいものです。
しかし居るんですなぁ、そんな輩も・
なんか疲れます。
料理人の社会的地位が日本では非常に低いことは実感してきました。
しかしその原因の一端は料理人の方にもあるのでは・・・?もちろん素晴らしい人達も多勢いらっしゃいますが。
イメージとしては飲食業全体と言ってもいいかも知れません。語弊はありますが。
正直、魚山人さんの様な方は稀有な例で在るように感じます。
名前も顔も存じません。頑張って下さい。私は・・・(^^; 頑張ります。
乱文にて失礼いたしました。
藤井茂男2010/02/26(19:38)
こんばんは、藤井さん。
重い問いかけです・・・・
返答に窮してしまうところがありますね。
誰でもがそうなんでしょうが、特に料理人って稼業は偏向的な社会というやつと戦っていく必要がありましょう。出自も学歴も関係ない、ひたすら腕を磨けば将来が開ける、そう信じてね。
いかなる境遇に立たされようと、包丁と砥石が真っ直ぐであれば、何も恥じる事などないのです。自分に誇りを持ってよい。
自らサラリーマン化し、職人感覚を失いつつある板前達。それは自信と誇りをも失くしていく道なのだと悟って欲しいものです。アイデンティティが何処にあるのかを忘れてはいけない。
魚山人2010/02/27(00:40)