包丁柄の汚れを落としてピカピカにする

  

包丁柄の手入

包丁の金属部分は気をつけて手入れしていると思います。

では使い終えた包丁を洗うときに柄はどうしてますでしょうか?



洗う方もいるでしょうし、洗わない方もいるでしょう。

半年、一年と包丁を使ってますと、柄は手垢で真っ黒に汚れます。水垢、脂垢も混じった頑固な汚れでして、簡単には洗い流せません。

なので、洗う人はタワシや金タワシでガシガシやることになります。しかし大部分の包丁が木製の柄です。木製の柄ではこれをやらない方が無難です。

木製の柄をガシガシ洗えば、あっという間に痩せてしまうからです。

木製の包丁柄をピカピカにする

深い容器、例えば古いジョッキとかグラスを用意します。

そこに漂白剤の原液あるいは少し薄めたものを柄の長さに合わせて入れます。

それに包丁を逆さに入れて2~3時間放置します。

※汚れがひどい場合は一晩漬ける

取り出してキレイに液を洗い流し、水気を完全に拭きあげますと、

柄は減ることなく新品同様になります。

※黒檀柄、ニス系あるいは防水系の何らかのワックス・コーティング加工してある柄でしたらやってはいけません。そのような柄は液を極めて薄く作り、それで表面を軽く洗い、洗剤で仕上げます。

ステンレス包丁の場合

刃から柄が一体になっているグローバルや藤次郎ですが、汚れがつきにくいとはいえグローバルのドット(穴)や藤次郎のトルネードの溝にしつこい汚れが堆積します。

グローバルは漂白剤を使い藤次郎は沸かしたお湯につけて(漂白剤不可)、下の様に穴部分の汚れを金属タワシで洗うと汚れが落ちます。

上が藤次郎包丁、下がグローバル包丁

ちなみに木製の柄にヒビが入ったり裂けたりした場合、危険ですので応急の措置をしてから使いましょう。ホームセンターやカー用品の店に防水テープがありますので、それできつく巻き締めます。しばらくはそれで持ちますが、最終的には柄を取替えましょう。

いずれにしましても包丁は水気を嫌います。どのような場合でも必ず水分を完全にふき取ってからしまいましょう。もちろん柄も同じです