仕事の道具である包丁を大事にして研ぎ磨きあげる。それが自分が矜持を持つことにもなっている。おれが包丁を持ってるのか、包丁が俺を支えてくれてるのか、いい関係ですね。来週時間が在るので、かみさんの包丁を負けない位に磨いてあげようと思っています。本職さんには足元にも及ばないことですが、がんばって磨き砥いだ包丁を使ってもらいたいです。
Posted by yojiさん at 2014年09月13日 20:37
包丁は不思議な道具です。
以心伝心の触媒の役目するかと思えば、ただのモノとして何も語らない場合もあります。
日本人は伝統的に包丁に感情移入する人が多いのですが、外国にはこの伝統がみられません。ただの実用品でしかなく、心が宿るような愛着など微塵もない。彼らの思い入れが深いのは狩猟ナイフの方ですね。
この国の伝統も半分以上は崩壊し、さらに壊滅に向かっている現状ではありますが、それでも伝わる人には伝わります。
口下手、話し下手、照れ性の日本人の、間接的な愛情表現。包丁に込める思いが深いほど、愛も伝わりやすくなるでしょう。
眩しく輝きながら、愛情を表現します。
奥様はきっと喜ばれることでしょう。
Posted by 魚山人 at 2014年09月13日 23:46
ありがとうございます。かみさんの為と自分がここまでがんばったという証に砥いで磨きます。テレビで世界中の若者との討論で切れなくなったら捨てる、という人が何人かいました。日本の包丁を大事にする精神はすばらしいと思います。この画面でですが、魚さんの包丁には私も励まされています。
Posted by yojiさん at 2014年09月14日 07:42
ありがとう存じます。
先輩のような方と縁を結んだ奥様は幸せですね。
Posted by 魚山人 at 2014年09月14日 13:15
素人に似合わない包丁を持っています。料理が丁寧になるので使った後は必ず研いで、いつでも気持ちよく使えるように気を付けています。
和食が世界遺産・・とか。いつも思っていたのですが和食を支えているのが和包丁ですよね。
世界は広いと言いますが、片刃の刃物は和包丁だけのはずです。これこそ世界遺産に値すると思うのは私だけでしょうか。
中韓では(ほかの国も)刃物をに美と精神を感じるのは日本だけのようです。
和包丁の文化を大切にしたいと思っています。
Posted by タクランケ at 2014年09月16日 19:09
こんばんは。
素人さんでも包丁を慈しむ。
素晴らしいことだと思います。
これからもどうぞ包丁を大切になさってください。
Posted by 魚山人 at 2014年09月16日 22:52
お疲れです。爺♪
何度となく この記事を読んだが
やっぱ目線が違うね。
さすが爺だと思ったよ。
俺も俺が【ヘタレ】だなんて思ってネェんすが この仕事に於いて 独立するって簡単なことぢゃネェ。
包丁や砥石に教えられた←と書いてますが そんなモンぢゃ無かった筈。
学びに学び
技術を習得しなけりゃなんネェ立場に置かれて さぞや毎日に追い込まれていたことか…
そして城を築いた訳だ。
そんぞょそこらの板前風情に真似なんぞ出来やしネェな。
それでも包丁と砥石と…
頑固だね。(笑)
いや!
それが嘘だと言ってる訳ぢゃネェのよ。
実際 そうなるのが本物かと思うしね。
が。実情…こんなにも光輝く本焼を使用してる板前に遭遇したことが無い。
それゎ俺に見る目が無いことの現れかもしれネェが 横浜クンダリにゎ少なくとも存在しないと思う。
仮に存在したとしても
それって とんでもネェ高い店だろうから 鮨屋勉強ゎ必ず家族5人の我が家でゎ訪問出来ネェ店だろう。
ありがとね。いつもいつも。
俺もお陰様で包丁 鏡の様に保ってますよ。
ツカさ。何でこの記事に爺の親方出てこないの?
ま。俺も 俺の親方出す気ゎネェけどね。
鮨職人とか言うけど
そんなモン誰にでも習得出来るの。
不器用だろうと器用だろうと。
そんなに たいした技術ぢゃネェからな。(笑)
大切なのゎ ぉ客様への振る舞い姿勢だと思ってる。
それが根底にあってこその 包丁だし砥石だしね。
自己満足板前ゎもういらネェしな。
一期一会。
爺が大切にしてる言葉だが
茶人にしてみたら灰方なりなんなりが包丁に値すんのかとね。
蹲とかさ。
まだまだだ。俺。
もっと勉強。
もっと 経験!
宜しくお願い致しますm(__)m
Posted by 鯔次郎 at 2014年10月18日 01:14
おつかれさま、鯔さん。
人生は実にいろいろな事が起きるもんだ。
しかし、どんな事であろうが心の持ち方ひとつでのり切ることができる。
だだし、他人の心を思い遣れないでいると、心の持ち方を変えることは出来ない。
たとえ肉親、夫婦であろうと、相手の人間性や人生が「独立したものである」ということを理解できないでいると、心は変わらないのだよ。
なぜかというと、自分の自我や価値観を相手に押し付けていることに気づかないでいるからだ。
自分を変えようとはせず、相手に求めるだけ。
それでは何も変わらない。
それが「傲慢」なのだと、死ぬまで気が付かないだろう。
自分を振り返りることなく、自分は何も痛みを負うことはせず、ただひたすら他人にだけ求め続ける。
まさに、今の我が国がそうだろうね。
ほんの少しだけ、我が身を振り返ってみる。
なんでそんな簡単なことができないのか、本当に不思議だ。
そうすれば、他者を他者として認めることができ、すぐさま環境も好転していくだろうに。モノゴトが良い方向に流れ出すだろうに。
それとは真逆に向かっているのが今の世情だ。
昔からの真理「人を呪わば穴ふたつ」という至言を理解できないほど呆けているのだろうかね。
世情や国家というのは、イコール個人の問題だよ。
個々人がそうだから国もそうなっているだけのこと。
年々ギスギスさ殺伐さが増していく。
ハートなど、どこにも見られない。
すり替え、欺瞞、虚栄、そして傲慢さが満ちていくばかり。
でもね、
仮に「ロボット」が刺身を切るようになっても、
コンピュータとやらが料理を作るようになったとしても、
包丁を磨き続けるよ。
コツコツと包丁を鍛える事をやめたりはしない。
そうすることで女房の人生も理解できる。
そして、「他者には他者の人生がある」ということも深く理解できるからだよ。
Posted by 魚山人 at 2014年10月19日 05:03
はじめまして
釣りが趣味で、釣り魚の食べ方を漁っていたら此処に辿り着きました
下処理や調理法など、非常に参考になります。
素人料理の創作意欲もチクチクと刺激されます(笑)
記事の内容とは関係ないコメントですいません
Posted by ゴンズイ at 2014年10月19日 13:53
こんばんは。
お役に立てましたら幸いです。
喜んでいただけますと、こちらとしても嬉しいですよ。
ありがとうございます。
Posted by 魚山人 at 2014年10月19日 18:32
お疲れ様です。魚山人様、
いつも魚山人様のコメントに励まされます。
つい最近も心折れる事があり、心がみだれていますが、いつの日も大事なのは淡々と平常心で仕事をコツコツしていくことが大切なんだなと、当たり前のことを当たり前にやることが、こんな大変なのかと、つくづく痛感しています。
少々疲れてはいますが、どあほうな自分と向き合いながら、子供のため、妻のため、毎日を大切に味わいながら、楽しく暮らせたらなと、そのために毎日少しずつ頑張ろうと思いました。
Posted by まっつん at 2014年10月19日 20:00
こんばんは。
>心折れても淡々と
それでいいんですよ。
心なんぞいくらだって折れるもんです。
でもね、「根っこ」さえ残っていれば問題はありません。
根が腐りさえしなきゃなんかとなる。
根っこさえあれば、時間がたつとまた「生えてくる」
淡々と自分がやるべきことを続けていれば、時間が元通りにしてくれます。
「腐ってんだけ時間のムダだろ? このボンクラ!」
おいらの親方の言い草です(笑)
Posted by 魚山人 at 2014年10月19日 23:34
>根っこさえしっかりしてれば、時間が元通りにしてくれる。
近くの小学校の切られたかえでの木から小さないくつもの新しい枝を見て、ちょっと安心しました。ありがとうございますm(__)m
Posted by まっつん at 2014年10月20日 05:50
いつも読ませて頂いています
“心なんぞ”
”腐ってんだけ時間のムダ”
自分に,他人に言葉をかける事もあるのですがこれだけの言葉の力
理屈を超えて心に響きますね
これからもよろしくお願いします
Posted by うみ at 2014年10月20日 13:47
こんにちは。
「腐るのは死んでからでも遅くない」
そういうことでしょうね、きっと^^
人生は1回だけ。
無駄にしないように頑張りましょう。
Posted by 魚山人 at 2014年10月20日 17:34
お疲れ様です。魚山人様。
ちょっとした転機があったのでお知らせします。
転職が決まりました、
都内の有名な日本料理店に入ることになりました。
自分なんかが入っていいもんかと思うところです。
たぶん人がいないんだろうかと思いますが、給料も大体しか決まってませんがそこに行くつもりです。
1度しかない人生、いろいろ考えたらきりがないですし、思いきって自分の行きたい道へ進んだ方がいいと思ったので挑戦しようと思います。
ケースに入っていた包丁をもう一度磨きあげていきたいと思います。
Posted by まっつん at 2015年09月05日 20:05
こんにちは。
それは良かったですね。
どの店かは分かりませんけども、偶然においらと顔を合わせるなんて事もあるかも知れませんな(^_^
【七転び八起き】の精神で励んで下さい。
そうして一回りも二回りも成長されることを願っておりますよ。
Posted by 魚山人 at 2015年09月06日 06:21