焼く・炒める・揚げる→ギョーザの焼き方

  

美味しい餃子のコツ

ギョーザは美味いもんです。
ある意味、もう日本の料理となっておりますね。

ヒットする料理の特徴にこんなのがあります。
「大まかなルールは決まっている。が、内容と味は自由自在にアレンジ可能」

カレーライスとかが頭に浮かびますね。
ギョーザも見事にこれに当てはまる料理です。

作る人によって味が変わると言ってもいいでしょう。

出来合いの市販品を使う方も多いでしょうがね、
「やめといたほうがいい」と、自分は思います。

簡単に作れるし、たくさん作っても冷凍保存ができます。
ヒマな時にでも作りおきしておきましょう。

ギョーザの冷凍

手作りギョーザ

①市販の皮もいいが、餃子皮は意外と簡単に作れる

薄力粉 1
強力粉 2
塩少々
ボウルにこれを入れて湯を加えながら練る
耳たぶ程度の固さにしたらマナ板へ
力を入れて滑らかになるまで練り上げる
濡れ布巾をかぶせ室温で2時間放置

ちぎって丸め、打ち粉(片栗粉)をしながらのばす
丸い棒があればそれでのばす(無くても手でできる)
平たい円形にする

※ちなみに水餃子には薄いワンタンの皮が適しています


餃子の包み方

餃子のあん

※ギョーザの皮はとても便利
・煮物や炒め物を包んで揚げれば残り物を再生。
・ピザの材料をギョウザ皮にのせたミニピザを電子レンジで

②具(あん)はお好みでかまわない

基本のあんは、白菜・キャベツのみじん切りとニラのざく切り
それにミンチとにんにく・ショウガのみじん切り
卵を数個入れ調味料を加えかき混ぜる

ポイントはキャベツ・白菜のみじん切りの水切りです。
「徹底して水を切る」と仕上がりが違うのですよ。

プロの中には木綿袋に入れて脱水機にかける人もいます。
まぁ、そこまではアレですが、よく絞るだけで効果があります。
ミンチと合わせる前にやっておきましょう。
具にラードを少し加える人もいて、これはジューシーさを狙ったもの。

上は基本ですので、具は何でもお好きなモノをお試しください。
そのさいにもやはり、コツは水切りです。
水気の多い食材をそのまま使うと美味しい餃子はできません。

調味料は塩、醤油、酒などでこれもお好み。
隠し味にカキ油やXO醤や五香粉などを使うといいでしょう。
干した貝柱やアミエビなども隠し味になりますよ。(戻して使う)
外せないのは「ごま油」
これを入れると餃子らしくなります。

ギョーザの焼き方

③焼きギョーザは「蒸して揚げる」

水餃子や揚げ餃子もありますが、やはり焼き餃子がお馴染み。
焼き方のコツです。

焼き鍋を充分に熱くしておき油を塗る

餃子を並べいれる

カップ1の水を入れ、フタをする

そのまましばらく蒸し焼きにしする

水が無くなってきたら一度フタを開ける
(チリチリと音がしてくるので分かる)
この時に餃子の上からす~っと油をかける

またフタをして焼く

水が全部なくなり、焦げ茶の薄い膜が出来たタイミングで完成


底がきつね色に焦げている美味そうな餃子
これは途中で加える油で底面だけを「揚げて」いるからです
この油はゴマ油にしてもいいでよ。


冷凍した餃子を焼く時は、カチンカチンに凍ったまま焼くこと。
解凍してはいけません。
ひっついている場合は鍋底に叩きつけてはがしてから並べる。
そのまま焼けばひっついたまま焼きあがるからです。

コツは途中でかける油を、冷凍の場合は最初にかけておくこと。
整列させた餃子の上から油を糸のようにかけ、水をはってフタをする。