茶漬け
お茶漬けは、茶碗のご飯に熱いお茶か出汁をいれるだけの料理です。
お茶漬けを美味しくするには出汁を美味しくすることです。
出汁に塩としょう油で薄味をつけてご飯にかけます。
→和食の出汁
あるいは美味しいお茶を用意すること。
煎茶や玉露が理想です。ほうじ茶でもよい。
それをちゃんとした手順で淹れたお茶を使う。
→日本茶の種類
ご飯は炊きたてがベスト。
ザルにあげて粗熱を取り、いったん水で洗い飯のヌメリを取り去りサラサラにします。
お茶漬けの具は海産物が良い。
生もいいが加工した物が飯には合います。
タラコ・イクラ・塩鮭・塩辛、それに焼き海苔。
ポイントは風味付け。
ワサビ、三つ葉、ゴマ、シソの大葉など
と、まあヤヤコシイ事を書きましたが、残り物の冷めしでもけっこうです。その場合は冷たいままではなく、チンして温めてから茶漬けに。
正直言いますとね、ご飯自体が美味しすぎるんで、どんな事をしても大丈夫なんですよ。冷めた飯に味噌汁ぶっかけても美味いし、冷たい水を入れた「水かけ」だって「塩ふっただけ」の飯も美味い。
お洒落にパン食もいいですが、DNAは日本人。
ご飯の美味さに気付いて下さい。
以下はお茶漬けの一例です。
鮭茶漬けの作り方
・まず塩焼きにした鮭の身をほぐします
→焼き魚
※箸でも何でもかまいませんが、スプーンで掻くようにすれば小骨を除きやすですよ
茶漬けは流し込む様にたべるもの。小骨が残れば台無しです。
小骨はしっかり取っておきましょう
鮭の皮は、とても美味しいので捨てないように。
・茶碗にご飯を盛り、鮭のほぐし身をのせます
・取っておいた皮は適当に切り
炙ってカリカリに焦がしましょう
焼いた皮を鮭身の上にのせて
・熱いお茶か吸地くらいのだし汁を張れば出来上がり
風味づけは、ここではシソの葉の千切りですが、ノリでもネギでもなんでもお好きでかまいません。白ごまを散らして食べましょう。