赤飯
おめでたい日の食卓に欠かせない赤飯。
ぜひ作り方をマスターしておきましょう。
あずきで作る赤飯
小豆はもち米の八分の一くらいです。
少人数ならもち米カップ2~3といったところでしょう。
カップ3で四人分。小豆はカップ1/3となります。
①もち米を洗っておく
もち米を洗い、半日くらい水に浸けておく
※最低でも3時間は浸けること
②あずきをゆでる
渋きり(アク抜き)します。
三倍の水を加え水から炊く。
沸いたら湯を全部捨てる。
※これを「ゆでこぼす」と言う
もう一度、今度は5倍の水で炊きます。
弱火にし柔らかくなるまで(八分)火を通してください。
ザルにあげ、ゆで汁はボールに移す。
※ゆで汁に風を当てながらかき混ぜると色が良くなります
(ささげも同じ)
③もち米とあずきを混ぜる
蒸す20分前にはもち米を水からザルにあげて水を切っておく
水が切れたもち米に小豆を混ぜ込む
④蒸す
沸騰して湯気の立った蒸し器に布巾をしき、③をのせる
中央を窪ませ火通りを均一に
ふたをして、ふたに布巾をからませて挟む
強火で20分蒸す
⑤色をつける
普通、もち米を蒸す場合、ここで「打ち水」をするのですが、赤飯は色をつけ、塩味をからめます。
ボールの小豆ゆで汁の濃い部分をカップ0.7ほど取り出す
それに1・5%くらいの塩味をつけます
取り出した④をボールに入れ、その汁をむらなく振り混ぜる
⑥もう一度蒸す
⑤をさらに蒸します。強火で20分。
取り出してすし桶に広げて冷ます
(なければバットでもよい)
ごま塩をふっていただきます。
※もち米はもろいので蒸すものですが、最近はもち米を炊ける炊飯器もあります
ささげで作る赤飯
「小豆の皮は破れやすく祝の席で縁起が悪い」
そういう理由で関東では赤飯をささげで作るのが主流で、あずきは代用。
小豆のほうが若干味が良くなりますが、伝統であるささげ赤飯も覚えておきましょう。
約四人分でもち米三合、ささげカップ1/2くらい
※うるち米(普通の米)を大さじ2~3加えて3合にすれば、口当たりがよくなりふっくらと炊き上がる。
①ささげをゆでる
ささげをよく洗う
あずきの場合と同じように一度ゆでこぼし、二回目で柔らかくなるまで炊く。
②もち米と混ぜる
炊く30分前にもち米を洗いザルあげ
そこにゆでたささげを混ぜる
③炊く
もち米を炊飯器に入れ、ささげのゆで汁を加える
汁の分量は「おこわ」のライン(目盛り)に合わせる
スイッチを入れて炊く
15分は蒸してから飯台にあけてうちわで冷ます
④ごま塩をふって食べる
※ゆで汁による色の調整
一度目の茹で汁を捨てずに色付けに使うと鮮やかな色に
二度目の汁を使うと淡く上品な色に
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