伊達巻き
伊達巻きは難しくて作れないと考えている方が多いようですが、実はとても簡単です。
「引っ付かない卵焼きの鍋」
「鬼すだれ」
この二つがあれば、あとは手順を守るだけで誰にでも作れます。
伊達巻きの作り方
★材料(伊達巻き1本分)
・白身魚のすり身か海老のすり身100g
(可能であればすり鉢を使ってエビや白身魚を原料に自分ですり身を作りましょう)
※すり身の入手が難しいようなら代用にハンペン1枚でもかまいません。
しかし年に1度の事。きちんと作りたいものです。ネットで簡単に見つかりますよ。
→和食材料 すり身
・卵3~5個
・みりん
・塩
・砂糖は好みで
① 生地を作る
すり鉢にすり身を入れて卵黄を少しずつ加えてする
※すり鉢のない場合フードプロセッサーで
② 卵白を泡立てる
ボールで1個分の卵白を泡立てます
③ 調味
②を①に混ぜ、ミリンをオタマの一杯、塩を少々加えて混ぜます
甘味が好きな方は砂糖を適宜
④ 卵焼き鍋の準備
鍋を空焼きしておきます
充分に熱くなったら火を止めて冷ます
再び火にかけ薄く均一に油を塗る
⑤ 卵生地を入れる
鍋に③を流し入れ弱火に
ふたをして10分ほどじっくり焼く
※フタが無ければ代用に角バットなどを使う
⑥ 焼きあげる
箸かフライ返しを使い少し持ち上げて裏を見る
※オーブンを使わぬ限り多少の焼きムラは出るので気にしない
・きつね色に焼けていればひっくり返す
・フタをしたまま、そのフタを左手で押さえ、右手で鍋を持ち上げてクルリと回す様に上下を返していったんフタに乗せる
・焼けた方が上向きになる
・そのままスライドするように鍋に戻し、下側を焼く
・裏は軽く焼き色がつく程度焼けばよい
・火を止める
⑦ 巻きしめる
鬼スの尖った方を上して、そこに⑥を置く
・焼き色の濃い方をマキスに向ける
・つまり、マキスを鍋にかぶせてそのまま横半回転させて作業台に乗せるようにすればいい。そうすると先に焼いた面が下になる
・手前を1センチほどあけて置き、その部分をつまみ上げて巻き始める
・右手でマキスの端をつまんでいれば、左指で生地を安定させる事ができ、巻く時にずれたりしない
・三分の一ほどを折り曲げて、いったんマキスを止める
・右手でつまんだマキスを上に引っ張るようにし、残りの部分をクルクル巻き込んで、巻き終えたら右手に持っていたマキスの端を生地の下に潜らせるようにしてマキスを締める
・これで生地は「の」という字の形に巻けている
・両端を輪ゴムでしばり、冷ます
・冷めたらマキスごとラップして盛り付ける時まで冷蔵保存
・1・5㎝から2㎝くらいの幅に切って盛り込みます
普通のマキスでも巻けますけども、はっきり言ってとても「伊達巻き」には見えません。伊達巻きは鬼スダレが必須だと思います。