和食で健康を維持する
健康的に痩せる
体調不良と食事
この不調にはこの食事(栄養)
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■血管障害
【コレステロール異常・胆石】
【血液と血管】
【高血圧】
【脳卒中】
【狭心症と心筋梗塞】
【高血糖・糖尿病】
■老化と関連症状
【ガンと老化の予防】
【認知症の予防】
■胃腸不良
【胃痛・腹痛】
【下痢・便秘・痔】
■風邪
【発熱】
【食欲不振・倦怠感】
■肌のトラブル
【しみ・そばかす】
【しわ・たるみ】
【にきび・吹き出物】
【アトピー性皮膚炎】
■その他の不調
【頭痛】
【抜け毛・薄毛】
【目の疲れ】
【鼻水・鼻詰まり】
【花粉症】
【口内炎・口角炎】
【虫歯予防】
【歯肉炎・歯周炎】
【せき・たん】
【喉の痛み】
【貧血】
【冷え性・肩こり・腰痛】
【疲労】
体調不良になった時の料理
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■風邪をひいた時に食べると良い料理
■冷え症の改善に効果のある料理
和食は、なぜ健康に良いのか
結論から先にいいますと、【偏った食事をしないのが究極の健康法】だからです。これに加えて【腹八分目】であれば、まさに理想的な栄養補給だと断言してもかまいません。
どのように優れた栄養素であっても、「良いことずくめ」というものは一つもありません。プラスの面があれば必ずマイナスの面もあるのです。
あらゆる成分は、ヒトの体内で、「良い作用」「悪い作用」の2つの顔を持ちつつ、その時々の条件によって良いこともすれば悪いこともする。極めて微妙な綱引き、バランスといってよいでしょう。
したがって、「良い食品だけを食べているから大丈夫」ということにはならないのです。もちろん悪いものだけを食べるのは論外ですが。
残念ですが、今の科学でも食とカラダの関係は完全に解明されていません。すべての成分が何とどう綱引きして、その結果がどうなるか、それを全部解明できるのは、はるか未来の話になりましょう。
つまり「これだけ食べていれば健康になる」という食品も分かっていないということです。
分かっていなければ方法は一つしかありません。
「成分同士を体内で常に拮抗させる」です。
「偏食をしない」
「できるだけ多くの種類を食べる」
理想は1日に30品目の食品を食べることです。
あとは、自分の体内に存在している「バランス機構」を信じて、仕事をさせればいいのですよ。
カロリーオーバーにならず、これだけの種類を食べられる料理。
それが和食なんですね。
他国の料理も、やろうと思えば出来ないことはありませんが、料理の品目を増やすと、どうしてもカロリーが過剰になってしまうのです。具体的には脂質の過剰です。
和食の材料は、伝統的に脂質が極めて少なく、そのぶん炭水化物が多くなります。
しかし、炭水化物が良い結果を生じるのは「食物繊維がついている場合」であり、これを排除した炭水化物、つまり「糖質のみ」になると、マイナス面が多くなってしまいます。
近年は野菜や魚の摂取量が著しく減少しており、そのぶん加工された食品の摂取が激増しています。これは野菜や魚に含まれる微量栄養素の減少を招いていて、食物繊維も同様に摂取量が激減してしまう結果になっています。
加えて油や砂糖を多用する料理が日常的になっています。 微量栄養素は、糖やタンパク、そして脂質の代謝に欠かせない物質です。その微量栄養素が少なく、腸に作用して排泄を促す食物繊維も減っている。
こうしたことが、カラダの内部に脂肪を増加させてしまう結果になっています。さらに、糖尿病になる日本人が激増しています。
これらのリスクを減らすためにも、「1日30品目」が見直されなければなりません。
幸いにして我々には「生きた見本」が身近に存在します。 90歳になっても元気でおられる長寿のお年寄りたちです。
こうしたご長寿の日本人が、「35歳までに食べていた和食」 その内容にこそ、現代日本の大きな問題【飽食・メタボ・膨大な医療費】、これらを打開する大きなヒントがある筈です。