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板前修業

板前修業

三日、三年、三ヶ月

人生の壁と仕事の壁 先人達というのはやたら三に拘ります。数字のですな。 板前修業の辛さをよく表現してますのが「三日、三年、三ヶ月」って言葉です。 「石の上にも三年」この言葉と似てますし、同義の部分もあります。 後者は三年も辛抱すればどんな環...
板前修業

「自由な仕事がいい」

板前修行が馬鹿らしい ブログをやってる意味ってのは、人によって色々でしょうけども、結局のところ「自分がやってて楽しいか」になるんでしょうな。 楽しくなくなりゃいつでもやめる。このくらいの気持ちでいたほうが良い様な気がします。 義務に縛られな...
板前修業

献立に苦しむ板前

料理と人の多面体 「誰が書いたんだこのブログは」そんな風に一人で逆ギレする時があります(笑)すっかりある種の【色】がついてしまってますな。 中々更新できないこのブログですが、まったく書いていないわけじゃないんすよ。時々思いつき(笑)で書き出...
板前仕事の心得

失敗料理は「つきもの」

失敗料理は「つきモノ」、「流しモノ」、「捨てぬモノ」 「流しもの」の再生 なにやら番手の騒ぐ声が聞こえます、 「どうするんだよコレ!」 若いのを叱っているみたいです。 訊ねてみますと、どうも料理を失敗したみたいですな。いつぞや紹介しました旨...
板前仕事の心得

【びっくり水】【差し水】

『差し水』と増上慢 ある目的の為の視察準備に忙殺される日々が続いています。この種の事柄は実際の実行日程よりも常に下準備の方が手間が掛かるものです。「楽しみ」の一種だと解釈できるのかも知れません。子供でいえば『遠足前夜』ってところですか。 と...
板前修業

寒い日と和食

忙中閑あり、和食に寒なし 昔の冬は半端なく寒かった気がします。特に京都の冬は厳しかった記憶が鮮明にあります。 赤切れした掌を擦りながら仕込みに入ります。冷たい氷入りの海水に入った魚貝を触らなきゃいけない。氷に塩ですから氷点下。明石あたりの小...
板前仕事の心得

板前が目指す最後の料理

板前人生最後の料理 自分がされて嬉しい事は他人も嬉しい。結局料理の原点はここにあります。 つまり料理と言うよりも人間としての原点です。 【料理修業の仕上げは人間修行】といえるわけです。ですから料理は作り手により万華鏡の様に違ってきもします。...
板前修業

板前修業・・十・・年

板前修業・・十年 ども、魚山人っす。ぃや~パソコンは難しいっすね。ブログ始めてみんべって、取り掛かったのはいいけど、散々苦労しましたよ。 おいら板前なんすけどね、本当なら「板前」って呼んでもいいのは、そん店の花板一人だけなんです。親方ですわ...
板前修業

自分に向く職業 板前編

自分に向く職業 人前で喋るのは大の苦手です。ですからそういった状況が予想される話は全てお断りしてます。 しかし世の中には【義理】っていうやっかいなモンがありましてね、どうしても断れないケースが出て来るもんなんです。実演を交えた講義とかですな...
板前修業

板前見習い

見習い期間は「動く」こと おいらは野次馬根性が旺盛な方でして、「喧嘩と火事が飯より・・・」って血が流れているのかもしれません。それでフラフラと縁のある店を周っては板前くん達の様子を見に行ったり、おちょくって遊んだりしております。(邪魔くせぇ...
板前修業

仕事場での「返事」と「素質」

鮑の造りと若い衆 学校出たばかりの板前見習いを事情で預かっております。線が細く、あまり声も出ないタイプ。変な臭いがするんで聞いてみますと、なんと香水をつけてやがる。汗を押さえるのからコロンまで何種類もあるってぬかし、「今時はみんな使ってます...