照り(てり)
酒、味醂などの糖分や葛などを使い料理にツヤをつけることを、照りをつける、照りを出すという。
照り煮(てりに)
煮汁を煮詰めて絡ませる、煮上がりに味醂を加える、煮上がりに水溶きの葛を加えるなどして材料に照りを出す煮方。「つや煮」ともいう。
照り焼き(てりやき)
魚介や鳥獣肉に醤油、砂糖、味醂、酒などを煮詰めたタレをハケで塗りながら、焦がさないように中火で焼いて、照りよく仕上げる焼き物。通常の「つけ焼き」よりも濃厚に仕上がる。
照り醤油(てりじょうゆ)
①けば照り
醤油に溶き葛粉でつやをつけたもの。
②本照り
醤油に味醂、酒を加えて煮詰めたもの。
水飴やザラメなどを加えることもある。
照り酢(てりず)
吉野酢とほぼ同じもの。
土佐酢に薄葛を加えツヤを出す。
照り鰹節(てりかつおぶし)
鰹節に火を入れ(蒸す・炙る)て、照りよく削り、醤油と味醂でいり煮したもの。祝宴などの八寸、口取り等に使う。
出合い | 定家煮 | 手打ち | 手捏ね寿司 |
手酢・手水 | 鉄火 | 鉄砲 | 手取り真薯 |
手引湯 | 手毬 | 照り | 田楽 |
天上昆布 | 天鋤 | 天台 | 天茶 |
天南 | 田麩 | 天麩羅 | 伝法焼き |
天盛り |