道明寺(どうみょうじ)
道明寺とは大阪藤井寺にある寺のこと。
この寺で保存食として作られたもち米の糒が評判になり、以来もち米を蒸して乾燥させたものを道明寺と呼ぶようになった。
道明寺は保存食であり、お湯で柔らかく戻して食べる。救荒食物の意味合いもある食品であった。
道明寺粉
精白もち米を蒸して乾燥させた道明寺糒を挽き、ふるいにかけて粒を揃えたもの。
挽き方によって粗さが大中小の三段階に分かれ、用途によって使い分ける。
菓子材料や揚げ物の衣などに使われる。
一般的には粉と同量の水で炊き、むらして柔くしてから使用する。
道明寺蒸し
白身の魚や鶏肉などに薄塩をし、道明寺粉をつけ蒸す。
仕上げに葛あんを。
道明寺揚げ
変わり揚げのひとつ。
材料に粉と卵白をし、道明寺粉を衣にして揚げる。
東海寺和え | 東海夫人 | 当座 | 橙皮 |
東寺揚げ | 唐人 | 通し肴 | 遠江 |
銅八銭 | 東坡 | 刀法 | 道明寺 |
斎 | 木賊 | 特殊製法塩 | 床重 |
土佐 | 閉じ蒸し | 土蔵焼き | 徳利蒸し |
土場燗 | 止め椀 | 共 | とや料理 |
どり | 取り粉 | 鳥辺和え | 泥酢 |
鶏わさ | 団亀汁 | どんがら汁 |