焙烙焼き
焙烙という素焼きの器で蒸し焼きにしたもの。
現在は「ほうろく」と読まれることが多いが、正しくは「ほうらく」と読む。そして焙烙焼きも正確には「焙烙蒸し」である。
焙烙に塩や松葉などを敷き、その上に魚介類や野菜などを彩り良く並べて蓋をし、天火で蒸し焼きにする。
材料だけ焼いて、焙烙に盛り付けるやり方もあるし、石焼にして、その石ごと盛るなど、様々なやり方が存在する。
以下の2つが著名。
法楽蒸し
紀州白浜の料理。
塩を敷き、貝類などをのせて松葉をあしらい、蒸し焼きにする。
宝楽蒸し3>
京都四条大橋「ちもと」の料理。
鶏肉、卵、百合根を盛って蒸し焼き。
三つ葉をちらす。
奉書焼き | 棒燻 | 棒寿司 | 包丁 |
棒煮 | 焙烙焼き | 干し鮑 | 乾飯 |
干し蝦 | 干し貝 | 星形切り | 干し水母 |
干し海鼠 | 牡丹作り | 牡丹鍋 | 骨切り |
骨酢 | 骨煎餅 | ほろほろ | 法論味噌 |
本味 | 本膳 | 本煮 | ぼんぼり |