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和食と日本料理

和食と日本料理

ちり鍋の ちりの意味

ちりの意味 解析ページで、アクセスした方の検索ワードを見てましたら「ちり鍋のちりの意味」なんてのがありまして、可笑しくなったんですが、 はたと考えちゃった。 おいらは、「活きの良い魚や肉を鍋に入れると身がちりちりと爆ぜるからだろう」くらいに...
接客の心得

合食禁/食べ合わせ

合食禁 「好きなモン(食物)食えないでなんの人生だよ!別に長生きしようなんて思わねぇから、俺は好きなモンを好きな様に食べて生きるよ」 仲間の板前と栄養面の話をしてますと、最後は大体このセリフが飛び出します。 おいらはこの意見に全面的に賛成で...
和食と日本料理

蓬ヶ島とは

師も走るる酒々日和や蓬ヶ島を想ふ すっかり酒が弱くなりました。ターキーのボトル片付けても足取りが乱れなかった数年前に比べればですが。歯磨き粉を付けたつもりで、洗顔クリームで歯磨きして吹き出した晩に、自分が酔っている事実を発見し吃驚。あ~気持...
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和食と日本料理

「つま」芽かんぞう

清楚な花と可憐な芽 相変わらず空き時間はブログ作業ばかりなんすけどね、最近かみさんの視線が半端じゃなく痛い。「いつまでやってるのよ」って言う言葉に振り向き、ふと眼を見てみますと、これが全然笑ってない、と言うか完全に氷の目線。 今まで見た事も...
和食と日本料理

香辛料と和食【暑い】関係

香辛料と和食 歴史では、千年という単位で古代からたびたび『シルクロード』や『海のシルクロード』が浮上します。 確かに『繊維』(布地)の道であり、『玉』(宝飾品や陶器など)の道であったのは事実でしょう。東西交易ですね。 しかしさらに重要な物の...
和食と日本料理

 鰹のタタキとは何か

タタキ ひと口に「タタキ」とは言いますが、その種類は多岐に亘ります。板前も日頃何気なく作ってる「タタキ」 しかし、いざお客から「タタキってなぁ何だよ」なんて突っ込まれると、正確に答えるのは難しいのではないでしょうか。 そこで「鰹のタタキとは...
板前仕事の心得

敬老食の心

敬老食 『醴泉は美泉なり もって老を養うべし 蓋し水の精なればなり 天下に大赦して霊亀三年を改め養老元年と成すべし』 日本根子高瑞浄足姫天皇、つまり5人目の女帝『元正天皇』の詔です。これにより霊亀三年は養老元年に改元されました(717年)。...
板前修業

寒い日と和食

忙中閑あり、和食に寒なし 昔の冬は半端なく寒かった気がします。特に京都の冬は厳しかった記憶が鮮明にあります。 赤切れした掌を擦りながら仕込みに入ります。冷たい氷入りの海水に入った魚貝を触らなきゃいけない。氷に塩ですから氷点下。明石あたりの小...
板前仕事の心得

板前、料理人とは何か

日本料理の『名人小坂』 蕨にね、『割烹れんこん』という店がありました。このお店のご主人が『小坂禎男』という方(昭和60年逝去)でして、じつは知る人ぞ知る日本料理の大先生だったんですよ。 明治の頃14歳で修行に出まして、32歳で神戸の割烹八雲...
和食と日本料理

日本料理盛付けの極致

日本料理盛付け 砂糖考から始まったせいでしょうか、すっかり健康に関する記事ばかりになってしまいまして、料理に関する記事が少ないと感じました。 好きな事を書いていいのがブログですから、それで良いとは思います。でもたまには、料理の事も書きません...
和食と日本料理

黄身返し

幻の卵料理 黄身返し 秘伝【黄身返し】なるものが日本料理に存在します。 何故秘伝かというと、昔からそういう料理が存在するらしいって話は聞いても、それを実際にお目にかかった板前が殆どいない。 挑戦してみても大体失敗する。からですね。 そもそも...
板前仕事の心得

【食通たち】グルメ・食通・食べ歩き

魚谷常吉